Diary-T 128 カンパーニュ
Lounge
2015年5月8日

Diary-T 128 カンパーニュ

Diary-T

Diary-T 128 カンパーニュ

文・アートワーク=桑原茂一

富ヶ谷のルヴァンのカンパーニュが

いま一番のお気に入りのブレッドだ。

で、ここで働く女性たちの黄金の笑顔の秘密をずっと知りたかった。

が、答えは簡単だった。

それは彼女たちが働くことの純粋なよろこびに溢れているからだった。

その魅力溢れる彼女たちオーラを次号dictionaryで紹介させていただきます。

何故なら、after311以降、

私たちはもう一度生きることの意味を問い直してみる必要があるのではないかと
考えているからです。

働くことの純粋なよろこび。

これは少し前の日本人なら誰もが共有できた感性だったはずです。

が、働く純粋なよろこびから、いつのまにか金のために働くになっていった。

欲望に忠実な日本人が次々と生産されていった。もちろん私もふくめ。

大きなプロパガンダ?思想誘導が行われた可能性もないはずはありません。

それは戦争に負けたということと無縁ではないかも知れません。

問題はここからです。after311=自己責任で生きる

私たちはまるで野に放たれた小動物になったようです。

ならば生きることの原点に立ってみる。

「私たちは働くことで得られる純粋なよろこびを求めている」=真に働く人

このテーマを次号のディクショナリーは女性写真家 前田こずえに依頼した。

前田こずえ
http://www.kozuemaeda.com/

楽しい少し恥ずかしい撮影を終え、一息入れていると、なんと、

一度会いたかったDJ DARUMAとその仕事仲間オービットの神長周兵代表が

ルヴァンのカフェにひょっこり現れた。なんでも糖分補給だそうだ。

フレンチトーストをオーダーした二人に話しかけた。

で、話はさすがのアジア目線。元気のいい人は目の付け所もクレバーだ。

言うまでもないが、出来る人のオーラにジャンルも国境もないのであった。

良い日だった。

つづく。

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