Diary-T 87 go to Φ
Lounge
2015年5月8日

Diary-T 87 go to Φ

Diary-T

Diary-T 87 go to Φ

文・アートワーク=桑原茂一

通算すれば七年になるのだろうか?

北海道のRISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO

ROCK FESTIVALに日本初のコメディーを!

そのなかでも「ブラックホール」は忘れられない思い出だ。

残念ながらそのシリーズも今年はお休み。

なんだかちょっと寂しい・なんて思っていたら、

私の大好きな札幌のイタリアンレストラン「Φ」から

遊びに来ないかとお誘いがあった。

もうかれこれ五年以上は通っていると思うが。

意外と東京にはこんなかゆいところに手が届くセンスの良いお店がない

そのΦがなんと今年七周年目のお祝いをするのだそうだ。

偶然とは、日頃のおこないだ。しかも、私にDJをやれと。(おとなのためのね)

つまりいわゆるクラブ→語尾が上がるのDJというよりは、

大人が集うサロンで緩く流れているDJのことをきっとイメージしているのだろう。

とはいえ、私の名前の記されたパー券も撒かれたと聞けば、

否が応でもその気になるではないか。

これまでも私はラジオやコムデギャルソンに代表されるように、

DJというよりは選曲家を名乗ってきた。

目の前のひとたちの空気を感じながら気持ちよくさせるテクニックは

残念ながら経験上持ち合わせてはいない。

うん? そういえばその昔、ラテンのDJバンドでツアーしたこともあるにはあるが、

うん、西麻布のジャズクラブのプロデュースをした折にも多少DJはやったかも。

とはいえ、人前でDJするなんて、まさか、私がね……

”遊び心をもった大人たち”が集うサロン……Φにて

と記されたパー券を目にするれば、否が応でもその気になるではないか。

私のためにサウンドシステムも用意してくれるという。

これはもう否が応でもその気になるではないか。

なんたってもう最近は開き直ってiphonegrapherを名乗る勢いで

ここは思いっきりΦの夜を楽しんでこよう。かなと自分言い聞かせている今宵。

from Desert go to Φ

← Diary-T 86~92

購入はこちらから
http://ckstore.shop-pro.jp/?pid=33018313

           
Photo Gallery