松浦俊夫|from TOKYO MOON 12月12日 ON AIR クリエイティブマインドを刺激するドキュメンタリー『バスキアのすべて』
Lounge
2015年4月22日

松浦俊夫|from TOKYO MOON 12月12日 ON AIR クリエイティブマインドを刺激するドキュメンタリー『バスキアのすべて』

松浦俊夫|from TOKYO MOON 12月12日 ON AIR

今年最後を飾るクリエイティブマインドを刺激する

ドキュメンタリー『バスキアのすべて』

日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週はドキュメンタリー映画『バスキアのすべて』よりインスパイアされた刺激的な30分をお送りしました。

Text by MATSUURA Toshio

80年代を代表するアートとビーバップとの絶妙のマッチング

まもなく公開になるすばらしいドキュメンタリーフィルム『バスキアのすべて』。アート、ファッション、音楽とクリエイティブなもののすべてに皆が熱をあげた1980年代──その時代を駆け抜けた天才画家 Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)の秘蔵インタビューを軸に、アートディーラー、キュレーター、アーティストなど多くの友人、知人の証言を交えながら27年という短かすぎた彼の生涯と素顔にスポットを当てる。

内容もさることながら作品中に使用されている楽曲がまたすばらしい。40~50年代のジャズを代表するBe Bop(ビー・バップ)の名曲、70年代後半のポストパンクから80年代のラップミュージックまで、時代とジャンルを超えたセレクションはまちがいなく“あの熱い時代”を蘇らせてくれるでしょう。今週はそんな『バスキアのすべて』に刺激され、さらには現代の音源まで織り交ぜて選曲してみました。話題のポストダブステップや、英 Portishead(ポーティスヘッド)のメンバープロデュースによる女性シンガーの楽曲と、刺激的な30分になったと思います。

REVIEW|TRACK LIST

01. Islaja / Rakkauden Palvelija / 14. Käsky (Fonal)
02. Scuba / So You Think You're Special - Joe Remix (Hotflush)
03. Masomenos / Lil'M (Pschent)
04. Dizzy Gillespie & Charlie Parker / Salt Peanuts
(RCA Victor)
05. APB / Shoot You Down (Oily Records)
06. Vincent Markowski / The Madness Of Moths
(Dc Recordings)
07. Anika / End Of The World (Stones Throw)

『バスキアのすべて』

©All Jean-Michel Basquiat works © Estate of Jean-Michel Basquiat.

サントラはリリースされていないものの、下記リンクに楽曲リストが掲載されているので興味のある方はご覧ください。
http://blogs.kcrw.com/musicnews/2010/09/jean-michel-basquiat-the-radiant-child/

『バスキアのすべて』
監督&製作|タムラ・デイビス
12月18日(土)よりシネマライズにて生誕50周年記念ロードショー
http://basquiat-all.jp

松浦俊夫『TOKYO MOON』

毎週日曜日24:00~24:30 ON AIR
Inter FM 76.1MHz

『TOKYO MOON』へのメッセージはこちらまで
moon@interfm.jp

Inter FM 76.1MHz
www.interfm.co.jp

           
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