松浦俊夫|from TOKYO MOON 11月21日 ON AIR 21世紀のルーツミュージック
松浦俊夫|from TOKYO MOON 11月21日 ON AIR
21世紀のルーツミュージック、人びとが求める手触り
日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週は注目のルーツミュージックをお送りしました。
Text by MATSUURA Toshio
話題の楽曲をピックアップ
REVIEW|TRACK LIST
01.Gulf Aid All Stars / Ain't My Fault
- Nickodemus & The Pimps of Joytime Remix (test)
02.Roland Alphonso & Beverley's All Stars / Song For My Father (Pyramid)
03.Theophilus London / Calypso Blues (test)
04.Femi Kuti / Bad Government (Rice)
05.Sanae Petchaboon / Pen Jung Dai (Soundway / test)
06.Owiny Sigoma Band / Odero Lovar (Brownswood / test)
07.Chico Mann / Once in a Lifetime (Wax Poetics)
アメリカ・ルイジアナ州のメキシコ湾沖で起きた過去最悪の原油流出事故に対して今年4月におこなわれたチャリティーライブ「Gulf Aid」。それに出演したメンバーの一部(モス・デフやレニー・クラヴィッツなど)が集まり、セッションしたニューオリンズのドラマー Joseph “Smoky” Johnson(スモーキー・ジョンソン)のカバー曲“It Ain't My Fault(私のせいじゃない)”を、先日来日したニューヨークのNickodemus(ニコディームス)がリミックス。そんな皮肉たっぷりのチューンを皮切りに「TOKYO MOON」、オンエアスタート。
そこからスカタライツのサックス奏者として知られるRoland Alphonso(ローランド・アルフォンソ)や、ニューヨークを拠点に活動するラッパー Theophilus London(セオフィラス・ロンドン)がThe Dap Kings(ダップ・キングス)と組んだNat King Cole(ナット・キング・コール)の名曲「CalypsoBlues」のすばらしいカバーへとサウンドは移り変わり、父 Fela Kuiti(フェラ・クティ)の意志を引き継ぎ、活動をつづけるFemi Kuti(フェミ・クティ)の新作、またBlur(ブラー)やGORILLAZ(ゴリラズ)のフロントマン Damon Albarn(デイモン・アルバーン)も参加し、リリース前から話題となっているケニアとイギリスのミュージシャンのセッションバンドOwny Sigoma(オウニー・シゴマ)などなど、ブルースからカリビアン、アフロと、注目のルーツミュージックをお送りした30分となりました。
松浦俊夫『TOKYO MOON』
毎週日曜日24:00~24:30 ON AIR
Inter FM 76.1MHz
『TOKYO MOON』へのメッセージはこちらまで
moon@interfm.jp
Inter FM 76.1MHz
www.interfm.co.jp