7年ぶりにロンドンでランウェイショーも実施

「Galeria Melissa London」の店内はモノクロでセッティングされ、ガレス・ピューのコンセプトである「modern armour」を最大限に表現。彼の代表的な作品をメリッサのシューズとスタイリングしたルックが展示されるほか、このイベントのためだけに制作された映像作家 Ruth Hogbenによるムービー、アイコニックなMelissa x Gareth Pugh Ascensionヒールが飾られ、身にまとう彫刻と言われているブランドの世界観をたっぷりと堪能できる。先日、デザイナー自身によるローンチイベントがおこなわれ、このインスタレーションは5月29日（金）まで開催予定。

イギリス生まれのガレス・ピューはモダン・ラグジュアリーにあらたな定義を与え、その名を世界に知らしめた。ロンドンのセントラル・セイント・マーチンズで学んだ彼の服は“身にまとう彫刻”といわれる、実験的なフォルムやボリューム、革新的な素材などをデザインに取り入れ、つねに進化しつづけている。ゴミ袋や、アクリルを、シルク、レザー、カシミアとミックスして、いままで見たことのない作品を生み出すという。

2005年2月にFashion Eastの参加ブランドとしてロンドンファッションウィークにデビュー。2009年の秋冬コレクションからパリのファッションウィークに参加してきたガレス・ピューだが、2月21日（土）にキャリアの原点であるロンドンでショーを開催すると発表。メリッサがメインスポンサーに決定しており、登場するすべてのルックにブランドの定番モデル「Melissa Soldier」がスタイリングされるという。

ガレス・ピューは下記のようにコメント。「今回7年ぶりにホームグラウンドでショーが開催でき、とてもうれしいです。ロンドンは僕にとってはじまりの場所であり、僕を支えてつづけてくれた人たちと10周年を祝う最高の機会だと思っています。2005年にスタートしたメリッサとのコラボレーションですが、これからも一緒に作品を生み出していくことを楽しみにしています」

フィルム・インスタレーション、ランウェイ、インタラクティブなデジタル体験などを含めた一連のイベントは、デザイナー自身のビジョンを世界中に発信する大きなソーシャルメディアキャンペーンとなりそうだ。

Gareth Pugh 10th Anniversary at Galeria Melissa London
日程｜5月29日（金）まで
会場｜Galeria Melissa London
住所｜43 KING STREET COVENT GARDEN LONDON

PR01.JINNAN PRESS ROOM
Tel . 03-5457-1195
※3月3日以降はPR01.TOKYO Tel. 03-6433-5159