111のトピックスを通じてブランドの魅力をひも解く

1903年、ウィーンの郊外に、小さな婦人帽子工房と店をオープンした「ミュールバウアー」。それから100年以上が経過した現在、家業はその4代目クラウス・ミュールバウアーが受け継ぎ、伝統あるヨーロッパのチロリアンハットに現代的なエッセンスをくわえたハードかつスタイリッシュなコレクションを提案。ヘッドウェアの世界において重要なブランドへと成長した。

多くのセレブリティたちに愛され、NIGO氏などほかのデザイナーとも積極的にコラボレーションしていることでも知られる。また、2005年にはフラッグストアをウィーンの中心地にオープンしている。

このたび創立111周年を記念して出版される『111 Darlings - A Hat Book』は、ウィーンの小さな婦人帽子店から、いかに世界的に認知されるコンテンポラリーヘッドウェアブランドへと発展を遂げたのかというブランドの軌跡をたどっていく書籍。

書名の”111 Darlings”とは、111のお気に入りの逸話、最愛の人びと、お気に入りの帽子作りの道具、そしてブランドにとって大切な愛しい帽子たちを指す。それら111の項目を通して、ミュールバウアーの魅力を語り尽くす内容となっている。

■Muhlbauer（ミュールバウアー）とは
1903年、Julianna Muhlbauerはウィーンの郊外に、小さな婦人帽子工房と店をオープン。それから100年以上が経過した今、家業はその4代目に受け継がれ、ヘッドウェアーの世界において最も重要なブランドへと成長している。最高級の素材と手作業から生まれる高品質さはもちろん、ほかの分野からインスパイアされるなどの趣向を凝らして継続的に発表している新作は、数々の国際的な発表の舞台でも高い評価を得ている。ウィーンを主とするオーストリア国内以外にも、Le Bon March（パリ）、Harrods、Liberty（ロンドン）、Lodenfrey（ミュンヘン）、10 Corso Como（ソウル）、伊勢丹とHP France（東京）などの有名店がミュールバウアーを販売。ブラッド・ピット、メリル・ストリープ、マドンナ、ヨーコ・オノといった著名人らが愛用していることでも知られる。

『111 Darlings - A Hat Book』
発売日｜9月12日（金）ドイツ以外で同時発売
価格｜5000円
仕様｜ハードカバー、全290ページ、フルカラー
www.muehlbauer.at