昨年までディレクターを務めたデレク・ラムの後任となる

今回、トッズ ウィメンズコレクションのあたらしいクリエイティブ・ディレクターに就任したアレッサンドラ・ファキネッティは、ミラノのファッション専門学校インスティテュート・マランゴーニを卒業し、1994年に「ミュウ ミュウ」のデザイナー兼ブランドコーディネイターとしてキャリアをスタート。その後、2000年にグッチグループのウィメンズウエアのデザインディレクターに就任し、2006年には、モンクレールのラグジュアリーライン「ガム ルージュ」、2008年からは、「ヴァレンティノ」にてプレタポルテやオートクチュールコレクションを担当している。また2010年には、オンライン・マーケットのみで展開する、自身はじめてとなるパーソナルプロジェクト「ユニークネス」を立ち上げるなど、さまざまなラグジュアリーブランドで経験を重ねてきた人物。

この就任にかんして、トッズグループ会長兼CEO、ディエゴ・デッラ・ヴァッレは、「アレッサンドラ・ファキネッティは才能溢れるデザイナーです。彼女のディテールに対する情熱や、素材や製造に対するあくなき探究心は、上質とメイド・イン・イタリーにこだわるトッズブランドにおいて、大変重要な役割を担っていくと信じています。」とコメント。また、アレッサンドラ・ファキネッティは、「最高の品質と洗練さを誇り、世界中でメイド・イン・イタリーの名声を維持することに努めるトッズにおいて、このような重要な役割を担う機会に恵まれたことを、イタリア人デザイナーとして大変光栄に思います」と語っている。

アレッサンドラ・ファキネッティによるトッズのファーストコレクションは、2013年9月のミラノファッションウィークで発表される予定。さまざまなラグジュアリーブランドで経験を重ねてきた彼女が、トッズでどんなコレクションを魅せてくれるのか、いまから楽しみだ。

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