Chloé|クロエのファイブ・カラー・チャリティ第5弾「クロエ ピンク」スタート
Chloé|クロエ
「子どもが売られない世界をつくる」ために
ファイブ・カラー・チャリティの第5弾「クロエ ピンク」
クロエが2010年5月から展開しているチャリティ活動「ファイブ・カラー・チャリティ」の第5弾となる「クロエ ピンク」の活動が1月からスタート。ピンクのレザーブレスレットが1月15日(火)から全国のクロエ ブティックで限定発売される。
Text by YANAKA Tomomi
売り上げの一部はNPO法人「かものはし プロジェクト」へ寄付
「歓びは、あふれて、誰かに届く。」をスローガンにクロエが2010年5月から開始した「ファイブ・カラー・チャリティ」。これまで東日本大震災の被災者支援や環境保護、児童労働の撤廃、障がい者スポーツの支援を目的に、活動ごとにホワイト、グリーン、レッド、ブルーのカラーをシンボルにしたアイテムの販売をおこない、収益を寄付してきた。
今回、女性向けファッションブランドであるクロエは、ピンクのテーマを女性の人権保護と設定。インドとカンボジアで子どもが売られる問題をなくすために活動するNPO法人「かものはし プロジェクト」(http://www.kamonohashi-project.net/)をサポートすべく、ピンクをまとったブレスレットを販売する。
「かものはし プロジェクト」は、共同代表の村田早耶香さんが大学在学中に東南アジアを訪れたさい、5歳の子どもが無理やり身体を売らされているという現実を知ったことがきっかけとなり、2002年から活動をスタート。「子どもが売られない世界をつくる」という想いのもと、子どもを売らせない取り組みとして、大人に仕事をつくり、子どもに教育を提供するため雑貨工房を経営し、貧困家庭から子どもの被害を出さないようにするなど、多角的なアプローチをおこなっている。
ブレスレットは、ピンクのレザーコードにクロエのロゴと鳥をかたどったチャームがあしらわれ、購入したひとには「クロエ ピンク」に賛同した証として「Chloé C」のピンクのロゴとピンクのラインストーンがほどこされたオリジナルバッチもプレゼントされるという。
いまなお、子どもたちが被害を受けている現実に目を向けさせるきっかけとなるであろうクロエの活動。ファッションを身にまとった歓びを自分だけでとどめるのではなく、アジアの子どもたちにも大きく豊かなよろこびを届けることとなる。
「クロエ ピンク」レザーブレスレット
価格|9975円
クロエ インフォメーションデスク
Tel.03-4335-1750