MUVEIL|南青山に初のコンセプトショップ「GALLERY MUVEIL」オープン
MUVEIL|ミュベール
最新コレクションはもちろん、ヴィンテージ、本、ウェディング、映画などで世界観を発信
ブランド初のコンセプトショップ「GALLERY MUVEIL」
ヴィンテージ、本など、MUVEIL(ミュベール)の世界観を、たくさん発信できる場にできたら……と思い「ギャラリー ミュベール」という名前にしました──とデザイナーの中山路子さんが語る、ブランド初のコンセプトショップ「GALLERY MUVEIL」がオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Kenta
デザインスタジオ「CASE-REAL」の二俣公一氏が内装を担当
ブランド5周年にして、初のコンセプトショップをオープンした人気ブランド ミュベール。南青山のヴィンテージマンションの地下への階段を降りると、メインラインの「ミュベール」、2013年春夏クルーズコレクションでデビューする「ミュベール ワーク」、キッズ、アクセサリーを展開するショッピングゾーンが広がり、レジ上に位置する2階には、デザイナーの中山路子さんが海外で買い付けたヴィンテージアイテムや本をならべたサロン的な空間も展開。ロフト的な落ち着いた雰囲気が楽しめる。
内装を手がけたのは、福岡を拠点に活動するデザインスタジオ「CASE-REAL」の二俣公一氏で、シンプルかつインダストリアルなイメージをベースに、白壁に温もり感のある無垢材の床を合わせ、木とメッキを組み合わせたオリジナル什器を配するなど、異なる個性が交差する空間を創りあげた。
隠し部屋のような「ウェディング」ルームには、ミュベールオリジナルのウェディングドレスや、中山さんがセレクトした「フォー」のドレスや、「ラ・フルール」の小物類、フランスのキャンドル職人がミュベールのために作ったオリジナルのオーガニックキャンドルも置かれている。
さらに奥に進むと、中山さんが好きな映画を上映する「シネマ」ルームも設置。ミュベールの世界観を表現する作品を常時上映している。また、「エキシビション」スペースでは、今後、インスタレーションやイベントの開催も予定しているという。
女性らしさのなかにかわいらしさと遊び心溢れるミュベールのコレクションと、中山さんのこだわりの視点が随所に感じられる空間は、ミュベールのファンにとってはたまらない聖地のようだ。