ミュウミュウが一夜限りの「ミュウミュウ クラブ」をオープン|MIU MIU
MIU MIU|ミュウミュウ
ケイト・モスがDJを披露!
一夜限りの「ミュウミュウ クラブ」をオープン
MIU MIU(ミュウミュウ)が、パリにて2017年リゾートコレクションを発表した。そして、一夜限りのプライベートクラブ「ミュウミュウ クラブ」が開催され、Kate Moss(ケイト・モス)がDJを披露するなど、ファッションウィーク期間中たくさんのセレブが訪れた。
Text by OPENERS
歴史的な建造物を舞台におこなわれた2017年クルーズコレクション
MIU MIU(ミュウミュウ)が、2017年リゾートコレクション発表の場に選んだのは、1800年代半ばに建てられたクルチザンヌ(高級娼婦)であったエスター・ラフマン(ラ・パイヴァとして知られる)の邸宅。この邸宅には、ラ・パイヴァがシャンゼリゼ通りで急いでいる客にタクシーから追い出されてしまった経験を機に、いつかその場所に自分の家を建てることを誓ったという面白い言い伝えが残っている。皮肉な歴史を持つ建造物とカラフルな舞台背景は、ミュウミュウが描くあらゆる側面を持ち合わせた女性にぴったりである。
シャンゼリゼ通りに位置するHotel de la Paivaの部屋の数々は、並外れた装飾やディティールの存在感を放ち、この上なく優雅で美しい。その中でも特に有名な装飾は、ガ二エル宮のロビーの天井のペインティングを手掛けたポール・ボードリーによる『The Day Chasing The Night』が描かれた天井、そしてアルジェリア産のイエローオニキスを彫刻した壮大な階段である。イエローオニキスで作られたナポレオン3世時代のバスタブには貴重な宝石が施され、ラ・パイヴァはミルク、ライム ブロッサム、そしてシャンパンを入れて入浴を楽しんだと言われている。
ラ・パイヴァはこの贅沢な館で、度々魅力的なデカダン派の夜会を開いていた。しかし邸宅は、彼女の死後1904年から、旅とバックギャモンを愛するジェントルマンズ・クラブ「トラベラーズ・クラブ」が所有し、女性の出入りが禁止された。ここ10年前より、やっと女性の出入りが解禁され、今回のミュウミュウ クラブのオープンへと繋がった。
7月3日、Hotel de la Paivaは一夜限りの「ミュウミュウ クラブ」をオープンした。シャンゼリゼ通りに位置するHotel de la Paivaはクラブルームへと化し、映画やレストラン、そして新作の2017 クルーズコレクションを展示するイベントスペースに仕上げられた。ミュウミュウ クラブ パリ(the-miumiuclub
Paris)は、歴史や文化的要素をミックスさせ、ミュウミュウのスピリットである女性のパワーを体現しながら、新作コレクションとの新たな出会いの場を創り出した。
本イベントでは、2016年秋冬コレクション広告キャンペーンの写真と映像が招待者に初披露されたほか、ロシェル・キャンティーンのオーナーシェフであるMARGOT HENDERSON(マーゴット・ヘンダーソン)による料理が振る舞われた。
さらに、お楽しみは有名な4人組の弦楽器奏者Dirty Pretty Strings(ダーティ・プリティ・ストリングス)と、Kate Moss(ケイト・モス)、元ザ・クラッシュのベーシスト、Paul Simonon(ポール・シムノン)、3人組ガールズバンドPlastiscines(プラスティシーヌ)、トップ スタイリストKatie Grand(ケイティ・グランド)といった豪華なDJプレイとの共演が会場を盛り上げた。会場にはChiara Ferragni(キアラ・フェラーニ)、Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)ら豪華ゲストが姿をみせた。また、新作のクルーズコレクションの展示に加え、ミュウミュウのショートフィルムプロジェクト「Women’s Tales(女性たちの物語)」の過去11作品が上映された。
ミュウミュウ クラブとは、ファッションとともに音楽や映像といったさまざまなコンテンツを楽しめる期間限定のプライベートなクラブで行われるイベントだ。これまでにもロンドン、上海、ロサンゼルス、マカオにて開催されている。もしかしたら、次は日本でミュウミュウ クラブがお目見えするかもしれない――。
プラダ ジャパンカスタマーリレーションズ
Tel 0120-559-914