BOTTEGA VENETA｜エコフレンドリーな新作バッグが100個限定先行発売！

BOTTEGA VENETA｜ボッテガ・ヴェネタ

「Fashion’s Night Out」で100個限定先行発売！

エコフレンドリーな新作バッグがお目見え

ボッテガ・ヴェネタから、動物由来の素材を使用しない、エコフレンドリーな新作バッグが誕生。一般発売を前に、「Fashion’s Night Out」にて限定先行発売される。世界で合計100個、イベント当日の夜に先着順で販売という完売必至の目玉アイテムの登場だ。

Text by KUROMIYA Yuzu

環境に優しく、デザイン性も兼ね備えた次世代のハンドバッグ

5月に発表された2013年クルーズコレクションにてお披露目された新作バッグは、動物由来のものは一切使用せず、サステナブルな素材を使い、環境に配慮した染色方法や仕上げ方法を用いて作られたエコフレンドリー仕様。イタリアヴィチェンツァの熟練職人たちによって、ほかのプロダクトとおなじように手作業で作られており、ボッテガ・ヴェネタのレザーグッズにそなわるエレガンス、ブランドを象徴するデザイン性をしっかりと受け継いでいる。

特徴は2種類の貴重な新素材。ひとつは大変珍しいタイプのジャージーで、フランスで織ったものをイタリアで染色している。軽く、光たくのあるこのジャージーをレザーと同様に、補強したあと、いくつも穴を開け、手で編み込んでく。このジャージーは強度がほかの素材とはまったく異なるため、腕利きの職人にしか扱えないのだという。こちらは2種類のデザインがあり、カラーはネロ、シャドウ、アッピア、クリムの4色。

もうひとつの素材は、なんと原料に楮（こうぞ）などの若木の樹皮を使用した日本の和紙。和紙が織物として使われるようになったのは比較的最近のことで、丈夫で耐久性のある和紙織物を作るのに必要な知識や経験をもつ職人は日本でもごくわずか。そんな熟練の職人の手によって作られた和紙織物を裁断し、縁はあえて処理しないまま、丁寧に編み込んだアイテムである。こちらも2種類のデザインがあり、いずれもカラーはネロ（黒）のみとなる。

クリエイティブディレクターのトーマス・マイヤー氏は、「お客さまから、“レザーを使わずに環境に優しく、デザインが洗練されていて職人の手で作られたものがほしい”という声をいただき、ジャージーと紙を使ったバッグを作ろうと考えました。この取り組みは難しいながらも、大変刺激的なチャレンジとなりました。今回のコレクションの成果にはとても満足しています」と語った。

これらの新作バッグは秋には店頭に並ぶ予定だが、9月上旬から世界中の都市で催される「Fashion’s Night Out」の開催にさいし、特別に世界限定100個を先行発売するという。今回先行販売されるアイテムはジャージー製のハンドバッグで、デザインは1種類、カラーはネロ。日本での取り扱いはボッテガ・ヴェネタ表参道店のみとなっている。話題のバッグをいち早く手に入れて！