trippen|トリッペン原宿店×映像作家 田村友一郎 上映展
trippen|トリッペン
“とある1日、trippenの修理工房で、1人の職人が作業をしている”風景を描写
trippen原宿店×田村友一郎 上映展 開催
履き込むほどに足になじむtrippen(トリッペン)の靴の秘密は、シンプルかつ厳選された構造と素材にある――「よちよち歩き」という意味に由来するトリッペンは、人体構造学上、身体にもっとも良い作りでありながら、ファッショナブルかつシンプルなシューズとして世界中で愛用されている。
5月19日(土)から24日(木)まで、日本の直営店第1号であるtrippen原宿店にて、映像作家 田村友一郎氏の作品『Der Bärenhäuter』が上映される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
映像作品『Der B ärenh äuter』は、ドイツ語で「熊の毛皮を着た男」という意味
1992年、靴職人のマイスター(特別技術資格者)で医療用矯正靴にも携わっていたミヒャエル・エーラーと、服飾デザイナーのアンジェラ・シュピーツのふたりによって、ベルリンで誕生したトリッペン。数かずのデザイン賞を獲得している美しい造形と、履き心地の良さを両立させ、YOHJI YAMAMOTOをはじめとする高級メゾンのコレクション用シューズを手がけたり、有名ブランドとのコラボレーションを展開するなど、インターナショナルな実績を誇るブランドだ。
今回は、映像作家 田村友一郎氏よる、“とある1日、trippenの修理工房で、1人の職人が作業をしている”風景を切り取った映像作品「Der B ärenh äuter(ドイツ語で「熊の毛皮を着た男」という意味)」を上映する。
「修理を繰り返しながら、長い時間を一緒に過ごす靴は、こんなひと組の手が支えています。今回は、トリッペンというブランドの魅力をより多くの方々に知っていただき、また、店という場をより開かれた自由な場所にしたいとおもい制作しました。トリッペンはもちろん、ものづくりが好きな方に、ぜひ見ていただきたい作品となっています」と語る。
田村友一郎 上映展
開催期間|2012年5月19日(土)~5月24日(木) 11:00~20:00
※オープニングイベント
2012年5月18日(金) 19:00~21:00
作品の上映と、作家を招いてのトークショーを開催。この日のみ、プロジェクターを用いて店内壁面に大きく作品を映し出す(協賛|WASARA)。※5月18日(金)は、イベント準備のため17:00閉店。
田村友一郎|TAMURA Yuichiro
1977年 富山県生まれ。2010年 文化庁メディア芸術祭で『NIGHTLESS』が優秀賞を受賞。現在、東京藝術大学大学院映像研究科後期博士課程に在籍。主な参加展示に、佐藤雅彦ディレクション「これも自分と認めざるをえない」展(21_21DESICN SIGHT)など。写真、映像、パフォーマンスなど多岐にわたる表現形態で活動している。
http://www.damianoyurkiewich.com/