LOEWE|あたらしい世代にインスパイアされ、「オロ」がリニューアル
LOEWE│ロエベ
マドリードのいまを象徴する若き12人のアンバサダーにも注目
あたらしい世代にインスパイアされ「オロ」がリニューアル
うっとりするほど上質なレザーで洗練された“一生モノ”のバッグを生み出しつづけている、スペインを代表するブランド、ロエベ。そのなかでもマドリードの“ゴールデンエイジ”と言われる1975年に誕生した、アイコニックな「オロ」コレクションが今年の春夏コレクションでリニューアルした。若きクリエイティブな精神にインスパイアされた新生「オロ」の姿とは――。
Text by YANAKA Tomomi
親から子に受け継がれるタイムレスなバッグ
スペイン語で「ゴールド」を意味する「オロ」は、1970年代後半から80年代初頭にかけて、スペインが近代化し、“ゴールドエイジ(黄金時代)”を謳歌していたマドリードにちなみ誕生したコレクションだ。
今回のリニューアルでロエベは、オロ誕生当時のスペインのアートや文化、音楽のムーブメントを牽引したアーティストやセレブリティを親や親戚にもち、現在のカルチャーシーンで活躍する12人の若者をアンバサダーとして選出。マドリード在住や出身で、画家や俳優、アーティスト、ミュージシャンなどとして活躍する彼らをモデルに、彼らのリアルな生活のなかでのコーディネートや、マドリードの美しい景色のなかでアーティスティックなビジュアルが撮り下ろされた。
彼らの若さがもつクリエイティブな輝きにインスパイアされ、2012年春夏のバッグコレクションとして発表された「オロ」は、ロエベを代表するベストセラー「アマソナ」と「アルタ」を中心に構成。ハンドルとストラップが鮮やかな蛍光色となり、現代的な輝きは増すとともに、「オロ」がもつ独特のレトロ感やシックな雰囲気もそのままに活かされている。また、「オロ」が発表された当時に登場したバッグとしてアーカイブに保存されていた2種類のモデルも、「オロ」コレクションのために特別にリニューアル。「ラルス」「ルナ」として、スモール ポーチとともに復刻された。
第一世代から数十年という時間を超えて新世代に受け継がれた、時代を牽引するスピリットにインスパイアされ、リニューアルした「オロ」。あたらしさをまといながらも変わることない本質をもつバッグは、さらに孫たちへも受け継がれるタイムレスなものとなるだろう。
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