ロエベから初となるホームセンツ コレクションが登場|LOEWE
FASHION / NEWS
2020年9月25日

ロエベから初となるホームセンツ コレクションが登場|LOEWE

LOEWE|ロエベ

植物をベースにしたフレグランスでくつろぎを得る

ロエベから、アロマキャンドルやホームフレグランスを展開するホームセンツ コレクションがリリースされた。植物からインスパイアされた10種類の香りが用意されている。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

10種類の植物エッセンスを解釈

ロエベのクリエイティブ ディレクターであるジョナサン・アンダーソン氏。
彼はロエベに参画したときから、香りを伴ったアイテムを生み出そうと決めていた。今回リリースされたロエベ初のホームセンツ コレクションによって、そのアイディアが形となったのだ。
彼は本コレクションについて“くつろぎを感じさせること”にフォーカスを当てたという。
社内の調香師ヌリア・クルエレスとともに10種類の植物のエッセンスを解釈。その香りをキャンドル、ワックス・キャンドル、ホームフレグランスと、ラタン・ディフューザーで表現。
ハニーサックル(スイカズラ)、ビートルート(ビート)、ジュニパーベリー(ネズの実)、トマトリーフ、コリアンダー、リコリス(天草)、ラシャス・ペア、オレガノ、サイプレスボール及びアイビーなど、 “くつろぎ”の香りを自然から採取している。
その香りの元となるのは、アンダーソン氏の記憶だ。子供のころに感じたヴィクトリア・ガーデンや薬局の香り。それらとイギリス人アーティスト、アンナ・アトキンスの作品や、スペイン人冒険家によるエキゾチックな南米の花のイラスト、日本人写真家の小川一真によるセンチメンタルな美意識が混ざり合う。
フレグランスを設置するためのポットは、アンダーソン氏がオークションで手に入れた紀元前5世紀のギリシャマグからインスピレーションを受けている。このデザインに彼はモダニティと機能性を見出した。
ポットには植物の純正分から作られたワックスが入れられ、ロエベのロゴとスペイン製であることを表す文字が刻まれている。
パッケージもスペインで制作された。手掛けたのは写真家エルワン・フロティン。物事を細部まで写し出し、自然界の美しさを表現する彼に白羽の矢が立った。
フロティン氏もまた、小川一真の草花へのモダンな解釈からインスピレーションを受けている。
ビビットで生き生きと表現されたヴィジュアルを纏ったコレクションは、親密さと心地よさを備え、自然へのリスペクトを表現したものに仕上げられている。
ロエベ ホームセンツ コレクション キャンドル(170g)
  • 香り|10種類
  • 価格|各9500円
ミドル・キャンドル(610g)
  • 香り|10種類
  • 価格|2万円
ラージ・キャンドル(2120g)
  • 香り|10種類
  • 価格|4万2000円
ホームフレグランス(150ml)
  • 香り|10種類
  • 価格|1万800円
ラタン・スティック(245ml)
  • 香り|3種類(アイビー、トマトリーフ、リコリス)
  • 価格|各2万7000円
問い合わせ先

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