ESTNATION│スタイリスト櫻井賢之が着る「Lat 40.8」
ESTNATION│エストネーション
2010秋冬デビューに先駆けて、注目の新レザーブランドをチェック!
スタイリスト櫻井賢之が着る 「Lat 40.8」
メンズレザーブランド「Lat 40.8(ラット フォーティーポイントエイト)」がつくられているイタリアから第一弾となるプレコレクションのライダースジャケットとベスト、ブルゾンが届き、撮影前にスタイリストの櫻井賢之氏に実際に何週間か着ていただいた。「驚くほど革が柔らかくて、フィット感もバツグン。そしてなによりコストパフォーマンスが素晴らしい」と櫻井氏。世界先行限定発売のエストネーション各店頭でもチェックしたい。
Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX
「北緯40.8」という意味の注目のメンズレザーブランド
世界中のどのセレクトショップや百貨店よりも、最速でエストネーションでデビューを飾ったメンズレザーブランド「Lat 40.8(ラット フォーティーポイントエイト)」。正式には2010年秋冬シーズンからの本格デビューとなるが、初の展示会から海外の有名セレクトショップのバイヤーたちがすでに注目しはじめている。
「Lat 40.8」はイタリア南部のナポリ・カンパニア州に工場をもち、すべての工程をヨーロッパで行うこだわりの新進気鋭レザーブランド。ブランド名は「北緯40.8」をあらわしている。
デリケートで柔らかさに特徴のある羊革や山羊革をベースとして、“カルナバ(椰子の実)WAX”で丹念になめしたツヤ感にさらに熱処理をくわえることで、数年着込んだかのようなエイジング感のある独特の風合いを表現。エッジの効いたハードさは味として残しつつ、美しいシルエットやいま求めるフィッティング感は、さすがイタリア生まれと唸らされるできばえだ。
経年変化の楽しみが、革への思い入れになっていきます
スタイリストの櫻井氏は「僕が求めるレザーは、まず、肌に吸いつくような着心地が大事。デザインは細身が好きで、このLat 40.8のライダースは、着丈のバランスもちょうどいい。ジップもほどよい大きさで、デザインのポイントになっていますね。
革はなめしかたによって土臭くもなりがちですが、これはツヤ感がモダンで、袖やポケット口などはすでに味も出ていて、数年着込んでいる感じがいい。よく見ると、アウトステッチとインシームのステッチが細かくて、洗練されたデザインになっています。
レザーベストは、スプリングコートのインナーに合わせたりするのが旬。単体で強いアイテムなので、ボトムはやはりデニムですね。レザーとデニムは鉄板ですが、スタンダードに着るのがかっこいいと思います。
レザーは、色や質感など、加工によっていろんな顔になるのが魅力。クローゼットは革ジャンだらけですよ(笑)。自分との関係のなかでの経年変化で、着ていくと自分のモノになっていく──。そこに革への思い入れが生まれます」と語る。
今回、日本に届いたライダースジャケット、ベスト、ブルゾンの3アイテムは、世界に先駆けてエストネーションとウェブショッピングrumors(ルモアズ)のみで限定発売される。エストネーションでは有楽町店1階、六本木ヒルズ店1階、銀座店地下1階で販売中。
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