日本では銀座店にてスペシャルオーダーを受け付け

1世紀以上つづくベルルッティの歴史のなかで、サイクルスポーツとのかかわりは、1950年にはじまる。ツールドフランスのディレクターであり、雑誌「レキップ」の創設者であるジャック・ゴデのために快適さと優雅さを両立したシューズを製作。当時、ベルルッティの三代目当主して腕をふるっていたタルビーニオは、サイクリストが着用するシューズからインスパイアされたデザインに、ワックスヴェルヴェットカーフを用いた1足を作り上げた。

物語は今日へとつづき、ベルルッティはサイクリングの世界で高い評価を得ている小さなメーカーとタッグを組んだ。「ヴィクトワールサイクル」は、4人のサイクリング愛好家たちによって2011年に設立されたフランスのメーカー。有名自転車メーカーの拠点も複数存在するクレルモン＝フェランにて、オーダーメイドの自転車を、伝統的な職人技と最先端の技術を組み合わせて製作している。

このたび、ヴィクトワールサイクルは、ベルルッティのための自転車を設計した。前世紀の初頭に郵便配達人が使用していた自転車からインスパイアされたデザインに、オーダーメイドの高級パーツが装備されたこの自転車は、美しいフォルムと高い機能性をもつ。

このモデルは、都会の紳士が街中をサイクリングするというアイデアを現実にする。ベルルッティは、この自転車のための装備として、自転車フレームバッグ、ハンドルバッグや自転車つま先のクリップストラップがほどこされたサイクリング用の靴をデザインした。

定番レースアップシューズの「アレッサンドロ」も、足をストラップへと固定するレザーストラップを備えたサイクリングシューズ仕様で登場。配色にはタバコビスまたはネロ、素材には「ヴィテッロアマゾンレザー」を採用した。これらのアイテム（自転車本体は除く）は、自転車で駆け抜けるのにふさわしい大都市――パリ、ニューヨーク、ロンドン、銀座のベルルッティストアにてスペシャルオーダーとして注文することができる。

ベルルッティ インフォメーションデスク
0120-203-718