アイウェアブランド「USH」がブランド名変更。第一弾となるコレクションが発売中|YUICHI TOYAMA.|S|
FASHION / NEWS
2017年7月17日

アイウェアブランド「USH」がブランド名変更。第一弾となるコレクションが発売中|YUICHI TOYAMA.|S|

YUICHI TOYAMA.|S||ユウイチ トヤマ.エス

縄跳び競技「ダブルダッチ」からインスパイア

「見る、考える、描く、作る、壊す」というデザインプロセスのもと、ユーザーの個性を引き出す眼鏡を生み出すことで知られる、アイウェアデザイナー・外山雄一氏。2009年から自身のブランド「USH」を率いて国内外にて展開してきたが、2017年春夏コレクションよりブランド名「YUICHI TOYAMA.」に名称変更。あわせてサングラスラインも発表した。


Text by WAKABAYASHI Satsuki

アイウェアデザイナー・外山雄一によるサングラスライン

外山氏が手がけるサングラスライン「YUICHI TOYAMA.|S|」。ファーストコレクションのテーマは「Double Dutch(ダブルダッチ)」。ある日のこと、外山氏が代々木公園を散策中に、二本のロープを使用する縄跳び競技「ダブルダッチ」に励む若者たちに遭遇。

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そこでロープが宙に描く線の美しさに視線を奪われ、眼鏡のフロントデザインの着想を得ることに。その場でスケッチをするに至り、テンプルとフロントの接合部を境目に二本の線でフレームを構成するアイデアが生まれたという。

影を纏ったような美しさ。メーカーと共同開発した特殊レンズを採用

それから外山氏は“ダッチ”つながりで、オランダ発のプロダクトデザイン(ダッチデザイン)からの影響をフレームに加味。フロント部分に七宝によるカラーリングを施すことで、正面から見た際に“一筆書き”のような佇まいに。素材には軽量かつ丈夫、加えて金属アレルギーになりにくいチタンを使用し、掛け心地の良さは言うまでもない。

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偶然の光景からインスパイアされ、デザイナーのフィルターを通して眼鏡としてしなやかに具現化した「Double Dutch シリーズ」。コンセプチャルかつ遊び心があふれるフレームは、今夏、道行く多くの目を惹くに違いない。

外山雄一
アイウェアデザイナー、株式会社アトリエサンク 代表取締役。 1993年、福井県の眼鏡メーカーに入社。マーケティング、企画開発に従事する。 2004年に独立後、フリーランスのデザイナー、アイウエアコンサルタントとして活動。 2009年に自身のブランド「USH」を設立し、以後6年間にわたり国内外でコレクションを発表する。 2010年には株式会社アトリエサンク(本社:東京都渋谷区富ヶ谷)を設立し、代表取締役に就任。 2017年の春夏コレクションからブランド名を「YUICHI TOYAMA.」に変更。

YUICHI TOYAMA.|S| Double Dutch Collection
US-013 価格:3万5000円(税別)
US-014 価格:3万7000円(税別)
US-015 価格:4万円(税別)
US-016 価格:4万円(税別)
US-017 価格:4万円(税別)

問い合わせ先

アトリエサンク

Tel.03-6407-0990

http://yuichitoyama.com/

           
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