ローラン・ギャロスのトロフィーのためのトランク|LOUIS VUITTON
LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン
最も権威のあるテニストーナメント「ローラン・ギャロス」
ローラン・ギャロス2017(全仏オープンテニス)のためにルイ・ヴィトンがトロフィーケースを製作。なかに収まるメゾン・メレリオが手掛けたトロフィーとともにフランスのサヴォアフェールが息づく美しいプロダクトだ。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
トロフィーを保護する特別なケース
「ローラン・ギャロス」はスポーツの愛好家だけでなく、一般の人々からの関心を寄せる権威ある大会だ。テニスの歴史の中で最も古く、最高のテニスコートのひとつであるクレー(赤土)でプレイされる唯一のグランドスラム。全仏オープン2016では45.5万人以上の観衆を集め、223ヵ国でテレビ放映された。
今年のローラン・ギャロス2017のためにルイ・ヴィトンが、毎大会の女子チャンピオンに贈呈されるスザンヌ・ランラン・カップ、男子チャンピオンに贈呈されるムスクテール・カップをそれぞれ保護するためのトロフィーケースを製作した。
ケースに収まるトロフィーを製作したのは、メゾン・メレリオ。パリのラ・ペ通りで創業した世界最古の宝飾・金細工の老舗だ。トーナメントチームがクレーのコートを手間暇かけて最高の状態に整えるように、2つのトロフィーの製作にも多大な時間が費やされた。
これら2つのトロフィーを収めるトロフィーケースは、アニエールにあるルイ・ヴィトンの歴史あるアトリエの職人によって作られ、丹念に仕上げられた。アイコニックなモノグラム・キャンバスを纏い、ルイ・ヴィトンのシグネチャーである真鍮のコーナー金具やロックが特徴的だ。
内装はテラコッタカラーで、テニスコートのクレー(赤土)を想起させる。またデザインの仕上げとして、フロントには同じくテニスコートのラインを思わせる“V”のマークが施された。
フランス・テニス連盟のベルナール・ジウディセリ会長は「ルイ・ヴィトンとローラン・ギャロスとともに、フランスは驚きとインスピレーションを生み出すことに成功するでしょう。フランスを代表する両ブランドのパートナーシップは、トーナメントが繰り広げられる2週間のあいだ、チャンピオンを鼓舞するシンボルとなります。この堂々たる新しいケースに収納されたトロフィーは、これまでにないほどに美しく輝いています。ローラン・ギャロス2017において素晴らしい注目を集めるでしょう」と語った。
またルイ・ヴィトンのマイケル・バーク会長兼CEOは、「ルイ・ヴィトンは、偉大な冒険家やパイオニアの旅を昔から支えてきました。その中には、飛行家のローラン・ギャロスやテニスプレーヤーのスザンヌ・ランランも含まれています。エレガンスと革新を融合させるルイ・ヴィトンは、ローラン・ギャロスにおける『飛行』、スザンヌ・ランランにおける『テニス』のように、常に『旅』における改革を成し遂げてきました。ルイ・ヴィトンはサッカー、ラグビー、世界を巡るセイリングの大会においても格式のあるトロフィーに携わってきました。今回、ローラン・ギャロス2017で大切な役割を担うことを非常に誇りに思います。2つの国際的に有名なテニス大会のトロフィーを保護するための特製ケースをデザインできたことは光栄です」と述べた。
そのほか「アメリカズカップ presented by ルイ・ヴィトン」もバミューダで開催している。ルイ・ヴィトンはテニスだけでなくさまざまなスポーツのトロフィーケースを手掛けているのだ。
フランスのサヴォアフェールが息づくトロフィーケースと、なかに収まるトロフィー。果たしてどの選手が栄光を手にするのか注目だ。
ルイ・ヴィトン
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