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2015年2月23日
HOWL|二面性をテーマにした2012-13年秋冬コレクション
HOWL|ハウル
“二面性”をテーマに、両極のスタイルを表現
2012-13年秋冬コレクション
2009-10年秋冬コレクションでデビューし、デザイナー 望月 唯氏独特のロック・スピリットをベースにしたスタイリングで毎シーズン注目されるメンズブランド「HOWL」。その2012-13年秋冬コレクションが発表された。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by HOWL
「服の表現とは何か」を問う実験的なコレクション
以前のインタビューで「僕が感じているロック・スピリットをベースにして、これまでスタイリストとして、ブランドのディレクターとしてかかわってきたファッションはもちろん、刺激を受けたアートやカルチャー、音楽などを服に落とし込んでみて、リアルにどんなものが生まれるか」とコメントを残した望月 唯氏。
2012-13年秋冬コレクションでは、同一のアイテムを用いて、コーディネイトやディティールをくわえることで、「PUNK」と「NARD」という両極のスタイルを表現している。豊かな表現力を備えた各アイテムは、そのまま着るひとにとっての表現法、個性
へと昇華していく。
また、今回のコレクションには、“デニムズ バイ ハウル”と名づけられたあたらしいデニムラインが登場。また帽子ブランド「CA4LA」とコラボレーションしたハットなど、着こなしの表現の幅を広げるアイテムにも注目したい。