LOOPWHEELER｜ループウィラー

ルモアズ別注パーカ、ついに発売！

ループウィラーとルモアズのこだわり、クリエイションを支える職人の技が結集し、カタチとなった別注パーカが、いよいよ販売される。ご存知のとおりループウィラーの製品といえば、コレクターズアイテムとして注目を集める存在。早めのチェックをお薦めする！

Text by FUJITA Mayu（OPENERS）Photographs by TAKADA Midzuho

テーマは“大人のためのスウェット”

ブランド名である“LOOPWHEELER”は“Loop wheel Machine＝吊り編み機”に由来する。コットンの魅力を最大限に活かし、ふんわりと柔らかく、保温性に優れた生地を編み上げる、伝統的な編み機である。しかし1分間に24回転という、非常にゆっくりとしたペースで編むこの機械は、産業化が進むなかで次第に衰退し、現在日本には吊り編み工場はたった2軒しかない。吊り編み機で編まれた生地ならではの特性と、その伝統を守り継ぐべく、ループウィラーは1999年に誕生した。以来、日本だけに留まらず、世界で認められるスウェットブランドとして人気を集めている。

そんなループウィラーとウェブショップ「ルモアズ」がコラボレーション。スマートなシルエットが人気のループウィラー定番モデル「ハイジップパーカ（通称LW190）」をベースに、あらたなスタイルを提案する。テーマは“大人のためのスウェット”。別注の証である袖口のタグも、ベースをブラック、文字をチャコールグレーと、シックにまとめている。

通常の身幅サイズから40ミリ削り、よりスリムになったシルエットは細身のボトムスとも好相性。ジップのサイドにほどこされたステッチは、開閉しやすいという機能性だけでなく、縦のラインを強調し、よりすっきりとしたシルエットを印象づける。

ディテールまでとことんこだわるモノづくり

ポケットは“カンガルーポケット”と呼ばれる仕様が主流だが、今回は存在感を主張しない“ボックスポケット”を採用。シンプルに共地にすることでよりスマートな表情に仕上がっている。同様のポケットは背面にも備えられている。ペットボトルも入る容量の大きさ、後ろ手に物を取り出しやすいよう斜めにカットされたポケット口など、遊び心のあるデザインディテールというだけでなく、実用性もしっかり考えられている。細部のディテールまでとことんこだわるモノづくりこそ、ループウィラーの魅力だ。

無駄を排したミニマルなスタイルのなかでアクセントとなっているのが、フードと左腕にプリントされた白のライン。染み込んだような色合いがヴィンテージ感を演出する。この“染み込んだような白”というのが難しい。微妙な色の調合を繰り返し、ようやく納得の“白”に辿りついたという。

生地はこの別注モデルだけのエクスクルーシブ！

なんといっても注目すべきは生地である。今回使用される生地は新しく開発されたもので、この別注モデルでのみ展開されるエクスクルーシブ！　ループウィラーの定番生地“LWライト”と“エキストラライト”の中間をイメージしたという新生地は薄手で軽く、柔らかな肌触りとシルエットを保つ適度なハリを両立。その完成度の高さは、ループウィラー代表 鈴木 諭氏が“抜群”と太鼓判を押すほど。ループウィラー製品でもお目にかかれない新生地の肌触りのよさは、ぜひ自身の肌でお試しいただきたい。