DORMEUIL|ドーメル
FASHION / NEWS
2014年12月22日

DORMEUIL|ドーメル

FASHION NEWS

170years DORMEUIL PARTY|ドーメル

ドーメル、日本上陸100周年!

東日本大震災の支援プロジェクトや日本ブランドとのコラボも披露

日本上陸100年を迎えるドーメルが、収益の一部を寄付する東日本大震災の支援プロジェクト「KIBOU311」。5代目となるドミニク・ドーメル氏も来日し、東京・恵比寿のジョエル・ロブションにて盛大なパーティを開催。日本のファッションシーンを牽引する11ブランドが、制作したセットアップを披露した。

Text by MATSUDA Natsuki(OPENERS)

フランスと日本の文化の融合

1842年に創業、英国から毛織物を輸入しフランス国内で販売をスタートした英国服地のスペシャリストがドーメルだ。見た目、質感、着心地すべてにおいて上質な服地を提供する老舗である。また極めて希少な繊維を取り扱う服地商であり、いまもなお世界中のテーラーから圧倒的な支持を集めている。

そのドーメルは2012年春夏コレクション“トロピカル アマデウス”でスーツをオーダーすれば、一般社団法人“LOOM NIPPON”をつうじて東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町へ桜の木を植えるというプロジェクトに賛同。また、その生地を使った日本ブランドとのコラボレーションと170周年にふさわしい特別記念モデルの披露をした。コラボレーションの参加ブランドはジョンローレンスサリバン、ワコマリアなど実力十分の11ブランドである。

ドーメル|170years DORMEUIL PARTY 02

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会場では、「LOOM NIPPON」プロデュースによる宮城県塩釜にある老舗醸造元「阿部勘酒造店」の日本酒スパークリング『四方櫻』がふるまわれ、薩摩琵琶奏者の友吉鶴心による演奏など、日本への愛情を感じさせるパフォーマンスが繰り広げられた。

流行に左右されない英国紳士服の “クラシック”をコレクションの軸としながら、その時々の新鮮なニュアンスやスタイルを加味してきたドーメル。フレンチ・エレガンスとブリティッシュタッチを時代的に解釈し、最良の形で表現できる“進化する老舗”へと成長を遂げている。

ドーメル

http://www.dormeuil.jp/fashion/index.htm

参加ブランド

「アタッチメント」熊谷和幸

「ディスカバード」吉田早苗/木村多津也

「エ オ トト」 WonderWorkerGuerrillaBand( ワンダーワーカーゲリラバンド)

「ファセッタズム」落合宏理

「ワコマリア」森敦彦

「ジョンローレンスサリバン」柳川荒士

「マーカウェア」石川俊介

「ネイバーフッド」滝沢伸介

「サイ」日高久代

「ソーイ」伊藤壮一郎

「ダブルタップス」西山徹a.k.a.TET/BLITZ

           
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