TOKYO FASHION WEEK in ITALY|TOKYOブランドの特別展をイタリアで開催
TOKYO FASHION WEEK in ITALY
東京のファッションをイタリアから世界に発信
ピッティ・ウォモにて東京の“今”を展示
去る1月、イタリアのフィレンツェで開催されるピッティ・ウオモ展にて、クール・ジャパン戦略推進事業の一環である「TOKYO FASHION WEEK in ITALY」のコンテンツで20ブランドが参加した「Versus Tokyo」と、「RADIO EVA」が実施された。東京の“今”を世界にPRし、展示会4日間とパーティーに5000人超が来場、スペシャルイベントとして大成功をおさめた。
Text by MATSUDA Natsuki(OPENERS)
TOKYOブランドの選りすぐりアイテムがピッティ・ウォモに集結
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構は、日本の文化とクリエイションを世界に発信するため、日本国内の複数のブランド、メーカーを公募にて選定し、ピッティ・ウォモで特別展示会を開き、その直後にミラノで受注会を行なった。
東京ならではのあらたなファッションのあり方や可能性を引き出し、数々のイベントや、ショップの立ち上げを成功に導いてきた吉井 雄一氏(THE CONTEMPORARY FIX/PARIYA)が今回のディレクターだ。
展示会「VERSUS TOKYO」では、吉井氏がセレクトした魅力的な20ブランドがラインナップ。過去に東京のファッションフリークが長蛇の列を作って購入を待った名品のみをピックアップしアップデートした展示会だ。また会場内には「mastermind JAPAN」のコインゲームを設置するなど展示以外にも凝った演出がなされていた。そして「FUGAHUM(フガハム)」のアートディレクター三嶋章義氏は、アニメ「エヴァンゲリオン」をモチーフにファッションアイテムを展開するプロジェクト「RADIO EVA」とのコラボレーションアイテムを発表した。
プレス関係者やバイヤーなど、展示会、パーティーに訪れた来場者はのべ5000人以上となり、東京のブランドが、国内外を問わず多くのファッションフリークの注目を集めていることが証明された。今後の動向と本格的なセールスに期待を寄せたい。