1日限りの開催、スコッチグレインの「モルト・ドレッシング」実演会|GINZA MITSUKOSHI
FASHION / MEN
2015年3月20日

1日限りの開催、スコッチグレインの「モルト・ドレッシング」実演会|GINZA MITSUKOSHI

GINZA MITSUKOSHI|銀座三越

スコッチウイスキーを用いて、フランス生まれの革を磨きあげる

1日限りの開催、スコッチグレインの「モルト・ドレッシング」実演会

伝統的なグッドイヤーウェルト製法を採用する「スコッチグレイン」。この日本のブランドが提案する、ウイスキーを使った革靴の磨きあげの技術「モルト・ドレッシング」の実演会が、3月28日(土)に銀座三越7階・Gスペースで開催される。

Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)

面倒で退屈な靴磨きを変える、ウイスキーでの磨きあげを習得

スコッチグレインが推奨するシューケア「モルト・ドレッシング(モルト仕上げ)」は、ウイスキーで伸ばした油性クリームで、時間をかけて丁寧に磨きあげるブランド独自の仕上げ方法だ。

銀座三越|イベント

写真のモデルは、周囲を山で囲まれ、ミネラル豊富な水に恵まれたフランス・中西部のアノネイの良質な源泉水を利用してなめしたTANNERIE D’ANNONEY社のカーフを使用。

13世紀から引き継がれている伝統の技と、最新の鞣製機械がつくりだすカーフは、独特な質感をもつ丈夫な革質で、革本来の自然な風合いと手入れするほどに光沢が深まる革の味わいが高く評価され、フランスをはじめ世界の有名ブランドがこぞって使用している。

百聞は一見にしかず。3月28日は銀座三越に出かけよう

モルト・ドレッシングを簡単に説明すると、まず靴のホコリをブラシなどで落とし、指に布を巻きつけ、油性靴クリームを全体に薄く塗り、ベースの艶を与える。

塗り終えたら、クリームのフタに少量のウイスキーをたらし、人差し指と中指にきつく巻いた布を、ウイスキーで少し濡らす。その状態でクリームを軽く取り、余分なウイスキーとクリームは片方の手袋で取り除き、靴に伸ばしたとき水滴がつかないようにする。

つぎに布で靴全体を円を描くように優しく撫でていく。左右交互に乾かしながら、薄く皮膜を作るのがポイント。しっかりクリームを重ねたら、15分~30分ほどそのまま乾かし、最後は使い古しのストッキングを使って靴全体を軽く磨くと、おろしたての輝きを放つ。

開催当日の28日(土)は、ヒロカワ製靴の代表取締役社長、廣川雅一氏がモルト・ドレッシングの実演をおこなう。同日、スコッチグレインのシューズを購入した方には、ウイスキーのミニボトルのプレゼントもあり。“百聞は一見にしかず” のモルト仕上げを目撃しよう。

スコッチグレイン「モルト・ドレッシング」実演会
開催日|2015年3月28日(土)
実演時間|14:00~15:00(1回目)、16:00~17:00(2回目)
会場|銀座三越7階・Gスペース

銀座三越
東京都中央区銀座4-6-16
Tel. 03-3562-1111(大代表)
営業時間|10:30~20:00 不定休
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/ginza/index.html

           
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