坪内 浩×干場義雅による新シューズブランド「WH」が始動|ISETAN MEN’S
FASHION / MEN
2015年7月24日

坪内 浩×干場義雅による新シューズブランド「WH」が始動|ISETAN MEN’S

ISETAN MEN’S|イセタンメンズ

ふたりが目指したのは “インターナショナルクラシック” な軽く履きやすい靴

坪内 浩×干場義雅による新シューズブランド「WH」が始動

シューズブランド「HIROSHI TSUBOUCHI」などを手がけるデザイナー坪内 浩氏と、メディアの枠を超えて活躍する干場義雅氏によるメイド・イン・ジャパンの新ブランド「WH(ダブルエイチ)」が、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴売場で4月1日(水)に披露される。

Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)

浩の “H” と、干場の “H” が出会って「WH(ダブルエイチ)」が誕生

「日本製の、東京発の靴を世界へ」というふたりの想いのもと、干場氏いわく「どこの国にも属さないようなインターナショナル・ベーシック」を目指しスタートしたという「ダブルエイチ」。

干場氏は、新ブランドのきっかけを、「Amazonで、坪内さんがディレクションしているエンツォ・ボナフェのダブルモンクを2足、コラボで発売したところ速攻で完売したことに手応えを感じて、いつかまた坪内さんと一緒にモノづくりをしたいと思っていました。坪内さんとはじつはご近所で、プライベートで飲みながら、作りたい靴のイメージを話し合ったのが約1年前。お互い、イタリア、イギリス、フランス、アメリカ、日本の靴を履いてきましたが、目標はずばり、“どこの国でも通用する靴”。世界のビジネスマンが履きやすくて、格好良くて、エレガントで、スーツやジャケットスタイルに似合う靴を目指しました」

さらに、「自分が考える絵型を2回ほど坪内さんに見てもらいましたが、最初に上がってきたサンプルが完璧でした。さすが坪内さんだなと思いましたね」と語る。

イセタンメンズ|WH

イセタンメンズ|WH

イセタンメンズ|WH

日本のビジネスマンを格好良くしたい!

坪内氏は、「干場さんからのオーダーは、革靴を履いていても疲れることが多いので、軽くて履き心地が良く、カッコイイ靴をというものでした。そこで、製法にこだわらず、スニーカー発想で作り上げたドレスシューズというアプローチから、中敷きにカップインソールを入れたり、足当たりの良さを高める工夫などをほどこし、干場さんからのリクエストである、スタイリングの美しさ、17センチぐらいの裾幅のパンツに合うようなボリューム感を考え、このフォルムに仕上げました」と語る。

ダブルエイチのファーストコレクションは、ダブルモンクストラップとプレーントゥの2型。素材は、耐久性があり、上質な光沢を放つフランスの皮革メーカーとして知られるアノネイ社の厳選したボックスカーフを採用。普遍的で美しいインターナショナルクラシックなエッグトゥのデザインに、超軽量ながらかなり厚めのビブラムソールを使用している。見た目にはクラシックで重厚だが、履き心地は抜群に良く、厚めのソールで脚長に見せられるメリットもある。カラーはブラックとダークブラウンの2色展開だ。

イセタンメンズ|WH

イセタンメンズ|WH

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ストラップの「WH」の刻印にも注目

「坪内さんとのコラボレーションによる靴ですが、ヒール部分のストラップには、日本を代表するジュエリーデザイナー吉田眞紀さんによるWHの刻印がほどこされているのにも注目してください」と干場氏。

「ダブルモンクとプレーントゥは、どちらもベーシックで、ビジネスマンの履く靴としてスタンダード。スーツ、ジャケットスタイルにはもちろん、ソールをちょっとだけカジュアルにしているので、ジーンズやショーツなどオールマイティに履いてほしいと思います」とつづける。

「今回は干場さんとのコラボなので、ラグジュアリー感は外せないところ。彼のイメージがあって、いくつかのアイデアをもらって決めていきましたが、今回の2モデルは、いままでありそうでないし、実際に探すとどこにもない靴。ドレスからカジュアルまで毎日履けるデザインです」と坪内氏。

ふたりの想いがデザインとプライスに表現されたダブルエイチ。伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴売場でぜひ一度試してほしい。

伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
Tel. 03-3352-1111(大代表)
http://www.isetan.co.jp/

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