「FOOTSTOCK ORIGINALS」が伊勢丹新宿店メンズ館に登場|ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S|伊勢丹
メンズフットウェアのあらたなスタンダードを提案する注目レーベル
「FOOTSTOCK ORIGINALS」が伊勢丹新宿店メンズ館に登場
「こだわり抜いた素材、木型、ソールを用い、世界に誇る熟練した日本の職人技術で作る」をコンセプトにした、シューデザイナー竹ヶ原敏之介氏が手がける紳士靴レーベル「FOOTSTOCK ORIGINALS(フットストック・オリジナルズ)」。伊勢丹新宿店メンズ館地下1階の紳士靴売場にて、2月18日(水)よりコーナー展開がスタートする。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
昨秋、デビューした注目の日本ブランド
スタンダードなデザインをベースにしながら、堅牢性や耐久性といったミリタリーの靴の要素を取り入れた「フットストック・オリジナルズ」。
「AUTHENTIC SHOE & Co.(オーセンティック シュー&コー)」や「foot the coacher(フット ザ コーチャー)」など、さまざまななシューズブランドを展開する竹ヶ原敏之介氏が培ってきた靴作りの技術と経験を惜しみなく投入し、メンズフットウェアのあらたなスタンダードを提案する。
ポップアップショップに登場する6モデル
1920年代ごろ、マンハッタンで働くスタイリッシュな紳士の足もとを連想させるオールドアメリカンな雰囲気に仕上げられたのが「PUNCHED TOECAP SHOES」。ボリュームのあるトゥのフォルムはアーミーラストとの相性も良く、カジュアルにもドレスにも対応。つま先にあしらったメダリオンは、デザインとして目を引き、傷を目立たなくするという役割もある。
「SERVICEMAN SHOES」のインスピレーションソースは、もともと軍の正装用に支給されたもので、機能性とフォーマルさを兼ね揃えた実用的なシューズ。アイレットのバランスや、素足で履いたときにくるぶしが美しく見えるように設定された履き口のラインなど、立ち姿の美しさにこだわっている。
古くからフォーマルな装いに適した靴として親しまれてきたストレートチップのモデルが「STRAIGHT TIP SHOES」。木型は1930年代~40年代のアメリカ軍で支給されたミリタリーシューズがモチーフで、適度にボリュームをもたせながら現代風にモディファイ。また、足先にゆとりをもたせて指先の自由な動きを確保させつつ、足の骨格や筋肉をそのまま木型に投影。立体的に設計することで、ビスポークシューズのような優れたフィット感を実現している。
ニシキヘビの皮革を使用した内羽根式のストレートチップシューズ「STRAIGHT TIP SHOES(PYTHON)」。菱形の鱗をもつニシキヘビは通称ダイヤモンドパイソンと呼ばれている。ニシキヘビのなかでも希少であり、靴はすべて一点もの。トゥキャップのツヤ加工も特徴的。
「SEMI BROGUE SHOES」は、つま先にメダリオンをあしらい、全体にバランス良くブローグをまとったシューズ。細身のブリティッシュラストを用いることで、シャープな印象を与える。ブローグシューズに見られるピンキング(ギザギザの飾り)を省くことで、すっきりとした雰囲気を演出。足の屈曲時に余計なストレスを感じないよう、つま先の一文字は切り返さずにステッチと穴飾りで仕上げている。
過度な装飾を省くことで、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応できるモデルが「FRENCH STYLE BALMORAL」。足の筋肉に沿って肉付けしたヨーロピアンなラストを採用し、ノーズの部分を長めに取ることによってスマートなフォルムを表現。パターンの内側と外側を非対称の立体裁断にすることにより、フィット感を高めるとともに抑揚の効いたラインに仕上げている。
2月18日にオフィシャルサイトがリニューアル
フットストック・オリジナルズは、厳選したステアハイドを使用した「レザーソール」と、ブランドを象徴するオリジナルの「インペリアルソール」を使用。ミリタリーブーツからインスピレーションを得て独自に開発したこのソールは、水はけも良く、雨の日でも快適な履き心地を提供する。
2月18日(水)にはフットストック・オリジナルズのオフィシャルサイトがリニューアルし、メイキング映像もあらたにアップされる。