Cartier|「オリジナル」を踏襲し、歴史を物語るアイウエア
Cartier|カルティエ
サッカー日本代表・本田圭佑選手も着用
「オリジナル」を踏襲し、歴史を物語るアイウエア
昨年、「Cartier(カルティエ)」のアイウエア誕生30年を称えて発表された、伝説のアイウエア「ヴァンドーム」の復刻モデル。発売から1年が経っていながら、いまもなお話題を振りまいているこのモデルの魅力を、あらためてお伝えしたい。
Text by IWANAGA Morito(OPENERS)
ラグジュアリー アイウエアのコンセプトを打ち立てたカルティエ
カルティエのアイウエアは、時計やジュエリー製造から引き継いだ伝統的技術をもとに築き上げられた確固たる工芸品だ。制作の舞台は、1887年からスタートした眼鏡製品の伝統を受け継いだマニュファクチュール。そこでは、50もの職種がひとつ屋根の下に集まり、アイウェアのデザインから製造まですべての工程を一貫しておこなう。
当初は、オペラグラスやべっ甲による折り畳み式眼鏡などの眼鏡類を一点モノで制作していた。
厳選された素材、こだわりのディテール、そして、職人が追求してやまない類稀な技術によって、カルティエのアイウエアは伝統を確立してきたのだ。そしてそれは、いまもなおメゾンのアイデンティティとして受け継がれている。
そして1983年、初のアイウエア コレクションとして、「マスト」とともに発表されたのが「ヴァンドーム」と呼ばれたモデル。メゾンのシンボルである、パイロット シェイプのフレームとその軽さ、3本のゴドロン(重ね)装飾、テンプルに添えられた“C”の文字、レッドカラーによって、メゾンを象徴するモデルとなり、ラグジュアリー アイウエアのコンセプトを打ち立てた。
それから30年を経た2013年、伝説のアイウエア「ヴァンドーム」の復刻モデルが、「2013 リミテッド エディション ドゥ カルティエ」として登場した。シルバーやゴールドのメタルにレッド、ブラック、もしくはキャラメルのレザーをあしらった、よりモダンなモデルとなり、展開されている。
先日、この伝説的モデルをサッカー日本代表メンバーの本田圭佑選手が着用したことで、大きな話題に。その選択は、本田選手のストイックなメンタルと独自のこだわりを強く物語るようだった。
手作業のセッティングやダイヤモンド研磨、ラッカー塗装や彫刻など、ジュエラーであるカルティエは、アイウエアの制作においても同様の技法を取り入れる。さらに、ディテールへのこだわりを追求するため、製造の各工程で、厳格な基準の点検を設けているという。自らの生み出す芸術に常に情熱を捧げてきたカルティエは、アイウエアを宝飾品へと変容させ、目元にさえ高貴な輝きを添えてくれる。
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