HEAD PORTER|「ドクター・ロマネリ」コラボ第2弾発売
“ARMY vs NAVY” COLLECTION第2弾
「ドクター・ロマネリ×ヘッド・ポーター」コラボトート!
昨年のコラボ第1弾からストーリーはつながっている──ブランド設立15周年を迎える「HEAD PORTER(ヘッド・ポーター)」と、“DRx”の別名でも知られる「Dr.Romanelli(ドクター・ロマネリ)」によるコラボレーションの第2弾が実現。どこをとってもスペシャルで、一つとしておなじものが存在しないトートバッグが、24個という超数量限定で、8月16日(金)より渋谷区神南のショップ「-atelier- Head Porter」にて発売される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
デザインソースとなったもの
昨年10月のコラボレーション第1弾は、過去10年間にわたるアーミー(陸軍)とネイビー(海軍)のヴィンテージコレクターとしても有名なドクター・ロマネリとのタッグ。“ARMY vs NAVY collection”ポップアップストアを期間限定でオープンした。
ドクター・ロマネリ×ヘッド・ポーターによるバッグとアクセサリーのコレクションや、ヘッド・ポーターのウェアライン「HEAD PORTER PLUS」の過去のアイテムをベースに、本物のアーミーとネイビーのアイテムを使って仕立て直すことによって作り出された、一点物のウェアコレクションも販売された。
じつは今回の第2弾のデザインソースとなったのは、昨年のポップアップストアの際にウインドウディスプレイに使用されたドレープなのである。
解体、そして本当の意味での再構築
「このドレープを使ってヘッド・ポーターでカバンを作りたい」。そんなリクエストから生まれた第2弾のプロジェクト。“洋服の錬金術師”と呼ばれるロマネリが、ハンドメイドで仕上げたパッチワーク柄のドレープを解体、バッグの生地として使用することで再生し、あらたなプロダクトが生み出されている。
全24個の貴重なコレクション
使いやすさと機能性、味のある新しさ、そんな思想をベース今回のプロダクトを製作。ヘッド・ポーターではおなじみのアイテムである、シンプルにして高い機能性を誇るトートバッグを使用している。A4サイズが楽々収納でき、手持ち、肩掛け、どちらのスタイルも楽しめるという、使い勝手のいいトートバッグだ。
ロマネリがほどこす卓越した再構築のセンスとカッティングテクニックによりつくられたドレープ。それがバッグの大きさにあわせて解体されていく。当然ながらこのドレープから作られる個数には限りがあり、実際に販売されるのはなんと24個だとか。表のパッチワークの組み合わせや使われている生地はもちろん、内装のカラーまで異なる点にも注目してほしい。
表には、メイドインジャパンの証でもありヘッド・ポーターのすべてのプロダクトを手がける吉田かばんの“PORTER”ネームを配し、内装にはこのコレクションのためだけに作られたスタンプのネームが刻印されている。
Dr.Romanelli|ドクター・ロマネリ
“DRx”の別名でも知られる、ロサンゼルスを拠点に活動する洋服の錬金術師。彼の独特な視点から生み出された個性的なオーダーメイドの作品は、特異な審美眼により選ばれた素材、感覚を共演させることで、創造性を高めているという。洋服のみならず、家具やおもちゃ、象徴的なラグジュアリーブランドからアンダーグラウンドなブティック、最先端のレーベルまで、多岐に渡る仕事を手掛けている。