HANKYU MEN’S TOKYO|2013年4月は、ドレッシーに着こなす“インディゴシック”
阪急メンズ東京の2013年4月は、NY・ブルックリンから届いたドレスアップカジュアル!
ドレッシーに着こなす“インディゴシック”旋風
ここ数年流行した“西海岸のゆるいスタイル”から、“東海岸のドレッシースタイル”へ──キーワードはずばり「ドレスアップカジュアル」。阪急メンズ東京の春本番は、さまざまなかたちで進化したインディゴ素材を着こなしに取り入れてドレッシーなインディゴスタイルを発信する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIX (STILL LIFE)Photographs by HARA Emiko (SHOP)
インディゴは、2013年春夏シーズンのマストトレンド素材!
阪急メンズ東京が提案するこの春の「ドレスアップカジュアル」について、阪急メンズバイヤーの戸倉啓介氏は、「キーアイテムであるインディゴシャツに、コーディネイトとしてテーラードジャケットやドレスチノなどを合わせた都会的に洗練されたドレッシーなカジュアルスタイルのこと。インディゴは今シーズンのマストトレンド素材です」と、スタイリングを説明する。
「インディゴ素材の硬く無骨な素材感が、柔らかく繊細な素材感に進化して、テーラードジャケットやドレスシャツなどきれいめアイテムに落とし込まれているのが特徴です。これまでの西海岸的なゆるくリラックスしたシルエットから、洗練されたシャープなシルエットにトレンドが移行。最注目はNYの最新カルチャースポットとして人気のブルックリン。かつての倉庫街に、若手ミュージシャンやアーティストが移り住み、旬のショップやカフェが軒を連ねるクリエイティブな街で、イキイキと暮らし遊ぶ男たちのスタイルにフォーカスしました」と戸倉氏。
「インディゴシャツをキーアイテムとして、タイドアップしてテーラードジャケットを羽織り、ボトムスにドレスチノといったスタイルがメインです。キーカラーは、ずばりのインディゴブルー。アクセントカラーとしてブルックリンの建物を連想させるレンガ色であるクリムゾンレッドをプラスして」と、着こなしのイメージを語る。
今回の“インディゴシック”展開中はイベントも目白押しで、「今回は、ライフスタイルの提案として、ブルックリンを中心に沸き起こっている“サードウェイブ ・ コーヒー”というムーブメントに着目しました。大規模展開のチェーン店ではない、ローカルなロースター兼ショップが急増。あらためて“嗜好品”としてのコーヒーを味わうのが新鮮。ヴィンテージの焙煎機やエスプレッソマシンにこだわり、コーヒーをワインのように語る彼らのライフスタイルを感じていただけたらと思います」
洗練された繊細な素材感に進化したインディゴ
7階|アバハウス ラストワード
着回し力抜群、デニム素材の3ピースはマストバイ
アバハウスから派生したエレガントでモダンなブランド、リーセンシィ オブ マインのブルー×グレーシャンブレーのデニム素材3ピース。大人っぽい光沢感と上質な素材感は、単品でもセットアップでも自在に着こなせるのが魅力だ。ジャケットに付属している貝のピンバッジは、セブ島で作られたハンドメイド。地の青に白のアクセントが季節感にぴったりマッチ。シャツは、上質で洗練されたシャツを展開するアングレーとのコラボで、“デニム”という名の生地を用いた、デニム調シャンブレーシャツとなっている。
ジャケット3万7800円、ベスト1万8900円、シャツ1万7850円、パンツ1万7850円(すべてアバハウス ラストワード)
6階|セオリー
バイク(自転車)通勤にもぴったりの機能派
ジャケットは初夏まで着られる素材で、ブレザーのように清潔感ある着こなしができる一着。クリーンなイメージのインディゴシャツはベーシックなボタンダウンで、ジャケットとの組み合わせで好感度の高いコーディネイトが楽しめる。またデニムパンツはリベットを使わないミニマムな仕上げが特徴だ。ニューヨーカーのようにバイクを足代わりに気軽に使うときにもストレスを感じない着心地の良さはセオリーならでは。さりげなくトレンドを取り入れたアイテムで、自分らしい着こなしを演出してみたい。
ジャケット4万8300円、シャツ1万9950円、パンツ2万5200円(すべてセオリー)
TREND|インディゴシャツ
ブランドの数だけ、色合いとデザインがある
5階ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマのインディゴシャツは、ラウンドカラーのクレリック仕立てで、ガーメントウォッシュ加工の迷彩ダンガリーという個性的なデザインで登場。6階ナラ カミーチェ ウォモのダンガリーシャツは、適度なカジュアル感とパターン切り替えによる細身のシルエットで、オレンジのボタンがカジュアル感をグッとアップ。5階ケント&カーウェンのインディゴシャツは、阪急別注の台襟高めのインディゴウォッシュボタンダウンシャツで、製品洗いのブリーチ加工をほどこしており、細部へのこだわりに注目したい。
奥/インディゴシャツ1万8900円(ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマ)、手前/ダンガリーシャツ1万8900円(ナラ カミーチェ ウォモ)
GOODS|インディゴスタイル
“インディゴシック”をより個性的に楽しむ
地下1階で扱っているメンズアンダーウェアでは、阪急限定でデニムシャツのような柄やカラーをそのままボクサーにしたデニム風ボクサーパンツがラインナップ。大人のスタイルにポップな気分を取り入れたい。また、スニーカーに欠かせないショートソックスでは、ネイビーをナチュラルな霜降り柄で切り替えた阪急限定新作が登場。麻混のシャリ感はこれからの季節に最適だ。さらに1階バッグコーナーで展開中のガレリアントからは、荷重が均等にかかるようハンドルのつけ方にこだわったゴート革のバッグが登場。その独特な革質を活かすために本体に芯材などは使用せず、ソフトで手になじむ独特の味わいで愛着に応えてくれる。バッグインバッグで使えるポーチも付属。
ボクサーブリーフ各2415円(4月上旬入荷予定)
“インディゴシック”をより楽しめるイベントも満載!
6階|サーフカフェ ブルックリン ロースティング カンパニー
“コーヒーをワインのように語る”NYスタイルに注目!
ブルックリンのロースターから届けられたコーヒー豆を用い、ハンドドリップの抽出にこだわるサーフカフェ、ブルックリン ロースティング カンパニー。ヴィンテージの焙煎機やエスプレッソマシンにこだわり、あらためて“嗜好品”としてコーヒーを味わう「サードウェイブ・コーヒー」というムーブメントを巻き起こしているカフェ併設型ライフスタイルショップだ。
3月27日(水)から4月9日(火)のサファリウィーク期間中、限定メニュー「レッドアイ」が登場。NY名物ドリップコーヒーにエスプレッソをくわえたパンチの効いたアレンジコーヒーで、NYではポピュラーな、コーヒーらしさが強く感じられる一品。NYベーグル専門店「B.ricci(ビーリッチ)」のベーグルも楽しみながら、期間限定のコーヒーを味わおう。
1階|リーバイスイベント
2013年、生まれ変わった501を体験
3月27日(水)から4月2日(火)まで、1階イベントスペースでは、“進化するインディゴヒストリー”byリーバイスとして「MUSEUM」の世界観で魅せる501ギャラリーを開催。
12.5オンスのコーン社製デニムを使用した「LEVI'S ORIGINAL 501 FIT」はもちろん、第二次世界大戦の統制が解け、再び「LEVI'S」の完全なオリジナルとして復活した、やや細身で直線的なシルエットが特徴的なストレートジーンズ「1947 501 ジーンズ」や、Levi’s Made & Craftedのなかでも、もっともスリムフィットなシルエットのデニムパンツである「Tack Slim」など、こだわりのデニムが大集合。
時代の流れと501の変革をフォトギャラリー×プロダクトで表現する体験コンテンツは、リーバイスファンならずとも一見の価値あり!
1階|インディゴシック期間限定ショップ
お気に入りのインディゴシャツを見つけよう
1階イベントスペース第2弾は、4月3日(水)から4月9日(火)まで、今シーズンのトレンド素材としてイチオシのインディゴシャツをクローズアップ。無骨な印象から、洗練された繊細な素材感に進化したインディゴ素材を都会的な着こなしで提案する期間限定ショップでは、アングレーの阪急メンズ限定シャツや、J.プレスのドレッシーなインディゴシャツなど阪急メンズ限定のシャツと出合える。ほかにもヒトヨシ、ザ・タイなど、新鮮なインディゴアイテムが満載だ。
上/インディゴシャツ1万6800円(J.プレス)、下/インディゴシャツ1万7850円(アングレー)
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