HEADとベドウィン渡辺真史が融合した新ライン「A LINE」誕生｜HEAD

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渡辺真史氏が新たに編集、創造したラインが日本から全世界へ

世界有数のハイテクスポーツブランドHEAD（ヘッド）が、2017年春夏より新ライン「A LINE」を国内展開する。BEDWIN & THE HEARTBREAKERS（ベドウィン & ザハートブレイカーズ）のディレクター、渡辺真史氏との融合により、日本のストリートファッションのDNAが注入されたコレクションは、今後日本のみならず、全世界に向けて発信される予定だ。

Text by SHINGO Shimojo

伝説のテニスプレーヤー「アーサー・アッシュ」が新アイコンに

ヨーロッパやアメリカを中心に世界80カ国以上で展開し、プロ・アマ問わずスポーツを愛する人々の熱い支持を集める、世界有数のハイテクスポーツブランド、HEAD（ヘッド）。1950年にメタルスキーの考案者であるハワード・ヘッド氏によってスキーブランドとして誕生し、1969年には世界初のアルミ製テニスラケットを開発するなど、スポーツの進歩を第一線で支えてきた存在だ。2009年にはテニスプレイヤーのNovak Djokovic(ノバク・ジョコビッチ)と用具契約を締結するなど、今もなおアスリートから信頼を獲得している。

「A LINE」は、日本を代表するブランドのひとつであるベドウィン & ザハートブレイカーズのディレクター、渡辺真史氏がプロデュースする新ライン。アイコンとして、1968年全米オープン選手権、1975年ウィンブルドンの2大会にてアフリカ系アメリカ人として史上初の世界ナンバーワンに輝き、長年HEADファミリーチームのメンバーとして敬愛されたテニスプレーヤー、Arthur Ashe（アーサー・アッシュ）が選ばれた。自分自身を「世界の市民」と呼び、南アフリカにおけるアパルトヘイトなど、世界の不正に立ち向かった知性と勇気に最大のリスペクトを込めたアイテムを展開。

テニスウェアのデザインを軸に、スポーティーな機能性を残しつつ、個性的なパターンやカラーパレットを採用したそのルックスは、一度見たら忘れられない。それは単なる“遊び心”ではなく、アーサーがスポーツを通して、人々が本当の自由を得るため戦い続けたアティテュードが表現されているかのようだ。

2017年春夏より国内展開予定。