いつものVゾーンにあえての黒タイを取り入れる |FAIRFAX
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いつものVゾーンにあえての黒タイを取り入れる
日本が誇るビジネスシャツ&小物ブランド「FAIRFAX(フェアファクス)」がリリースする、スーツスタイルの必需品を毎月ピックアップしていく連載『フェアファクスの提言』。今月は、いつものネイビータイをブラックタイに変えた新鮮なスタイリングを提案する。
Photographs by KOBAYASHI TakashiStyling by MIZUNO YosukeText by ANDO Sara (OPENERS)
ビジネスシーンでも黒のネクタイを選んでみる
今シーズン、フェアファクスが注目するネクタイのイチ押しカラーは黒。ブラックタイといっても、フォーマルスタイルでも、ましてやナロータイを締めたモードなスタイルでもない。あくまでいつものクラシックなスーツスタイルに大柄のブラックタイを合わせる提案だ。
8月の連載ではあたらしいアイビースタイルとして黒のレジメンタルタイを紹介したが、今月ピックアップするのは、1940年代のエレガントな香りを楽しめる黒ベースの大柄ジャカードネクタイ。生地縫製ともにメイド・イン・ジャパンにこだわった。首裏についた白のグログランテープは、昔のネクタイに多く見られた仕様。こすれて傷みやすい首裏を補強するためのディテールだ。さらに裏地にはサックスブルーの千鳥柄を配し、見えない部分にまで妥協のない仕上がりになっている。
ブラックタイはモノトーンスタイルに落とし込むのが定番だが、あえてグレーの格子柄スーツやネイビーのスーツ、ブルーのストライプシャツに合わせてVゾーンを引き締めるクラシックなスタイリングがおすすめだ。
ビジネスシーンに黒ベースのネクタイを取り入れるのは一見難しそうだが、黒のニットタイがアイビースタイルの定番ということからもわかるように、黒はビジネススーツにも違和感なくフィット。いつも選んでいたネイビーのタイを黒に変えるだけで、スーツのVゾーンをシックかつ華やかな表情にアップデートしてくれる。
ボールドパターンブラックジャカードタイ
価格|1万1880円
素材|シルク100%
生産国|日本
サイズ|大剣先幅 8cm × 144cm