2012年、英国軍南極探検部隊「BSAE」とともに、再び南極点を目指す

ロバート・F・スコットの南極点到達から100年。それを記念して結成された英国軍南極探検部隊「BSAE（British Services Antarctic Expedition）」は、2012年1月に英国を旅立ち、彼の軌跡をたどりながら科学調査をおこなっている。“現代のキャプテン・スコット”ともいうべきBSAE部隊とともに、南極を再び旅しているグローブ・トロッターのモデルが、「エクスペディション コレクション」としてリリースされる。

「エクスペディション」は、過酷な探検旅行のため特別に開発された、強化ヴァルカン・ファイバー素材「RVF（Reinforced Vuican Fiber）をあらたに採用。これまで以上にハードな使用にも耐える、まさに探検家のためにつくられたスペシャルモデルとなっている。英国を象徴するブリティッシュグリーン×ブラウンレザー（コーナー、ハンドル、ベルト）で、BSAE部隊のオフィシャルステッカーが付属。こちらの冒険心をかき立てるような色遣いといえる。

13インチから33インチまで6サイズを揃え、価格は7万3500円から20万4750円。青山のヴァルカナイズ・ロンドンをはじめ、ヴァルカナイズ各店、グローブ・トロッター日本橋三越本店、銀座三越店などで4月末から発売される。

「EXPEDITION(エクスペディション)」コレクション

一夜限定オープンの「キャプテン・スコット シークレットバー」

また、今回の「エクスペディション コレクション」の発売を記念して、去る2月22日、一夜限定オープンの「キャプテン・スコット シークレットバー」が開催された。秘密の地下室にアイスバーをしつらえ、さらにはペンギン（！）までいるという、南極をみごとにイメージしたエキシビション。もちろん新作コレクションも披露された。

ブランド創業115年を記念して、製作現場を史上初公開！

英国グローブ・トロッター社はブランド創業115年を記念して、これまで頑なに非公開としてきた製作現場を、史上初公開。YouTubeの「Making of a Suitcase at the Globe-Trotter Factory, Broxbourne, Hertfordshire」では、創業以来職人たちが守りつづけてきた“クラフツマンシップ”が繰り広げられている。

グローブ・トロッターではトラベルケース製作にかかわる全工程が英国の自社工場内でおこなわれ、創業当時とほとんど変わることのない手法で、ひとつひとつ丁寧につくりつづけられている。ヴィクトリア朝時代からの裁断機やミシンをいまだに駆使し、ひとつのトラベルケースが完成するまで、「10日間9時間35分」も要する、伝統的なクラフツマンシップの現場。そのスピリットを感じとってほしい。

グローブ・トロッター ジャパン
Tel. 03-5464-5248
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