イセタンメンズの2015年秋の靴は“マスターピース”尽くし|ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S|イセタンメンズ
今シーズンの着こなしにスパイスとインパクトを与える最新作
イセタンメンズの秋の靴は“マスターピース”尽くし
伊勢丹新宿店メンズ館の2015年秋シーズン新作が9月16日(水)より全館スタート。地下1階=紳士靴売場でも、さまざまなトピックを引っさげて最新コレクションが展開される。
Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)
本物・本質にこだわった品揃えに注目
今秋冬、イセタンメンズは“永遠のマスターピース”をテーマに展開するが、紳士靴でもさまざまな角度からマスターピースを取り上げる。
まず、「靴好きなら誰でも知っているマスターピース」として、ジョンロブのウイリアムやシティII、エドワードグリーンのチェルシーやドーバーなど、紳士靴の世界で永遠の定番といわれ、イセタンメンズでも強い分野をしっかりラインナップする。
つぎに、古き良きを識るという意味から「過去のマスターピース」にフォーカス。過去の歴史のうえに今があるをテーマに、“昔の雰囲気を出すためにリファイン”した過去の名作が掘り起こされる。
そして3つめは、「今シーズンのマスターピース」として、シーズンカラーのネイビー、ボルドー、オリーブなどをイセタンメンズ別注で取り上げるなど、“旬のマストバイ”にも注力する。
ブランドの原点回帰の「アーカイブ」
今シーズンは、さらに“機能からのデザイン”に着目して、各ブランドのアーカイブコレクションを展開。機能性から発するデザインは合理的であり、その簡素化されたデザインはミリタリーに源流があるなど、ファッショントレンドと重なる部分も多い。イセタンメンズではたんにアーカイブをそのまま復刻せず、「過去のコレクションから掘り起こしてリファイン」することで、古き良きモノを現代に蘇らせる意義があると、積極的に取り組んでいる。
トレンドの「ノームコア」の表現
ファッションのみならず、ライフスタイル全般にまで広がりつつある“Normcore(ノームコア=究極の普通)”を、イセタンメンズではモノトーン・ブラック&ホワイトで表現。黒と白をメインに、使う素材でマット/シャイニーなどの表情の変化を演出し、ソリッドでシックな着こなしにプラスしていく。デザイナーコーナー(シューズラボ)で最先端の靴の“ノームコア”と出合いたい。
さらに、紳士靴売場では、これまで取り組むことの少なかった「アメリカン・ヴィンテージ」に今季注目。MADE IN USAの代表格、レッドウィングやウルバリンを豊富に揃え、10月にはUKテイストの代名詞であるドクターマーチンやジョージ・コックスなどをピックアップ。脈々とつづくマスターピースをさまざまな角度から考察・提案する。
三越伊勢丹 紳士・スポーツ統括部 紳士靴バイヤー 中村良枝さんは、「メンズ館にいらっしゃるお客さまを見ていると、着こなしのなかのドレスとカジュアルのバランスが、3対7だったり、7対3だったりで、テーパードパンツの裾をロールアップさせて靴の存在感を強調したり、さまざまな工夫でおしゃれを楽しまれています。そんなコーディネートに取り入れる今シーズンらしさとして、イセタンメンズでは色に着目。ミリタリーからきたカーキなどはマストカラーとして提案しています。靴であらたな個性を見出して、新鮮なおしゃれをお楽しみください」と語る。