ステッチとシューレースが同系色で、ディテールまで丁寧なつくり

豊かな自然が残るイングランド南西部のコンウォール半島にある港町ペンザンス。町名の由来は、古代コンウォール語のPen（岬）と Saint（聖地）、「聖なる岬」からきているといわれる。そんな名前を冠したジョンロブの「PENZANCE」は、職人による丁寧な処理で風合いを出した上質なカシミアスエードを使用したプレーントゥ。

ラスト（木型）は、モデル「アスコット」などにも使用されて人気も高い1105番。ステッチとシューレースの色が同系色でまとめられ、見た目はすっきりとエレガントに仕上がっている。

素材を追求し、選び抜かれたスエードを春夏に履きこなす贅たく。短くスムーズな毛足で柔らかく快適な履き心地の「PENZANCE」は、カジュアルなコットンパンツや、リゾートでのリネンショーツなどによく似合う。

「PENZANCE」
価格｜16万8000円
木型｜1105
素材｜ダークグレースエード、エクリプスブルースエード、バーガンディスエード
ソール｜シングルレザー・ソール
サイズ｜5～9

ジョン ロブ ジャパン
Tel. 03-6267-6010
http://www.johnlobb.com/

BRAND HISTORY
1858年に創業されたジョンロブは、長い伝統と、職人の確かな技術に裏打ちされた最高級の紳士靴メーカーである。最高品質の気品溢れる洗練された製品、そしてそれにふさわしいサービスを提供し、使うひとの生活と心をより豊かにしてくれるブランドだ。

創業者ジョン・ロブは1829年英国コーンウォール州に生まれた。ロンドンにて靴の修行をしたジョン・ロブは、当時英国王室の支配下にありゴールドラッシュに沸いたオーストラリアで、1858年に『ジョンロブ』を創業。鉱夫向けにカスタムメイドの靴を作り、ビジネスを成功させた。

その後ロンドンにもどったジョン・ロブはさらに技術を磨き、独自な気品溢れるクラシック仕立ての英国靴を完成させる。1862年英国万国博覧会にて金賞を受賞すると、翌年10月には当時の英国皇太子（エドワード7世）にブーツを献上し、英国王室御用達靴職人に任命された。

1866年、ロンドンのリージェントストリート296番地に第1号店をオープン。ロンドンでの成功を受け、1901年にはパリの1号店をオープン。1976年、エルメスグループの傘下となり、ビスポークのみならず1981年より既製靴の製作も開始した。

現在ジョンロブの製品は、ロンドンのジャーミンストリートにある旗艦店をはじめ東京、香港、ニューヨーク、パリなどにある13の直営店舗をふくむ世界20カ国以上で販売されている。