BEAMS F|2011-12 冬のウォームビズ特集「ビームスF」関 哲朗
FASHION / FEATURES
2015年8月7日

BEAMS F|2011-12 冬のウォームビズ特集「ビームスF」関 哲朗

BEAMS F|ビームス F

2011-12 冬のウォームビズ特集 「ビームスF」関 哲朗

「見た目のあたたかさ、素材のコンビネーション」

エアコンの設定温度を22度から20度にすれば、7パーセントの節電効果があるといわれている。具体的な節電への対応策として本格的に注目されてきているウォームビズ・スタイル。では実際に人気セレクトショップでは、どんなアイテムと着こなしを提案しているのだろうか。本特集のトップを切るのは、“時代性のあるクラシック”を提案しつづけている「ビームスF」。ドレスクロージングの正統派ショップが提唱するウォームビズとは。

Text by KAJII Makoto(OPENERS) Photos by HOZUMI Hitomi(fixakey)

防寒のみならず、ファッションを楽しむための“ニット使い”

ビームスのドレススタイルのなかでももっともピュアな部分を守りつづけ、安定感のあるスタイルを提案しているビームスF。「仕事のときに、いま何を着ればいいのか」というシンプルかつ重要な悩みに、明確な答えを出してくれるショップである。

ビームスでのキャリアは13年、ビームスFでは5年の勤続となるスタッフの関 哲朗さん。「ビームスFは、もともと英国調の着こなしを提案する店でしたが、4年前のリニューアルを機に、内装と品揃えをガラッと変えて、時代とともに進むカジュアル化もしっかり取り入れています」という。

ウォームビズの提案スタイルは、「トレンドのフランネルのスーツに、今季外せないニットベストをくわえて、カシミアのネクタイをコーディネイト。スーツの生地と相性のいいスエードの靴をチョイスして、こなれた雰囲気を演出します」

今シーズンはとくにニットのバリエーションが豊富で、「素材自体のよさを楽しんでいただいたり、見た目のあたたかさやスーツとのコンビネーションで、冬のおしゃれを楽しんでほしいですね」と関さん。

またとても軽いうえに、着た時の立体的なシルエットが美しい「ViA」のコートは注目のアイテム。カシミアストールなどを使った巻きものでのアクセントも、今季お薦めのテクニックだとか。

また、著名人のなかで着こなしが上手だなと注目しているのは、三浦和良さん──カズだとか。「際立ったファッションセンスを持っているひとは少ないと思いますが、服を“わかって”着ている方だなあ、と思います」

「ビームスFは、トレンドを踏まえたクロージングアイテムが充実していますが、昔から変わらないクラシックなアイテムもしっかり揃えています。働く男性のために必要なワードローブはもちろん、年配の方にも納得していただける品揃えになっていますのでぜひご来店ください」

BEAMS F
東京都渋谷区神宮前3-25-14 1F・2F
Tel. 03-3470-3946
営業時間|11:00~20:00
不定休
http://www.beams.co.jp/

ショップブログ
http://www.beamsshopblog.jp/f-beams

           
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