祐真朋樹|#shot-12  POKITでスーツをつくるの巻
Fashion
2015年5月11日

祐真朋樹|#shot-12 POKITでスーツをつくるの巻

祐真朋樹|#shot-12

POKITでスーツをつくるの巻

これは2006年の11月の写真で場所はロンドン。『POKIT』でスーツをつくりました。メイド・トゥ・メイジャー、またの名をビスポーク・クチュールってやつです。

デザイナー兼オーナーのふたりとは、2001年に雑誌『ソトコト』の取材で知り合いました。そのころはまだ店はオープンしていなかったんだけど、この日、おもしろそうな店があるな~と覗き込んだらふたりが店にいたというわけ。

店のガラス越しに、思わずおたがいに「オッー!」と絶叫。なんか、無名時代に取材をしたことや、そのときに取材場所に使った甘いもの屋がすごく渋かったことなど、当時の記憶が走馬燈のように頭のなかを駆け巡りました。
で、僕も単純なもんで、気持ちの昂ぶったはずみで、彼が自慢するオリジナルのビスポークをその場でオーダーすることに……。

サヴィル・ロウ、ナポリ・クチュールなどなど、海外でのスーツづくりは何度も体験しているが、これほどカジュアルな感覚でするのははじめてなのでありました。なんというか、ジーンズショップでビスポークオーダーしている感じが新鮮でした。

このあと、12月にまたロンドンへ行った際に仮縫いを済ませ、完成したのは今年の2月。東京に送ってもらいました。が、結局ジャケットはいまひとつルーズな感じに仕上がってたので、今年の5月にロンドンへ行ったときに再び預けて修正依頼。

結局完成して送られてきたのは7月。今年の夏用に考えていたのですが、結局本格的な出番は来年の春かな、という展開になってます。つまり、まだデビューしていないままクローゼットで寝ています。パンツはトム・ブラウン並みの激ハイウエスト。が、最近僕はハイウエストに挑んでいるので、それもいいかなと……。来春が楽しみ。

(仮15)04.10.2007今回のタイトル・・・・

           
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