GUCCI|長財布を手持ちで颯爽と!
GUCCI|グッチ
長財布を手持ちで颯爽と!
スタッズが全面を覆いながらも、整然とした配置やフォルムで大人の雰囲気を漂わせるウォレットが、グッチから登場した。グッチの長財布としては珍しくジッパーを採用し、スタッズが美しいこの財布は、カバンに入れずに“見せる”ためのアイテムだ。
Text by SUGIURA Shu(OPENERS)Photographs by JAMANDFIX
伝統の“ディアマンテ”で、整然と配置されたスタッズ
セカンドバッグ――というとオジサンが小脇に抱えているイメージだが、いまさまざまなセレクトショップやメゾンが提案している最重要アイテムのひとつだ。もっともいまは「クラッチバッグ」と呼ばれることが多いが、iPadやモバイルノートの普及が影響しているのか、街でも迷彩やストライプなどのクラッチバッグを携える人を見かけるようになった。
メンズの財布にも同じような変化が見られ、少し大きめの財布をポケットやカバンにしまわずに、手持ちで持ち歩く。そんなスタイルが徐々に認知されてきている。このたび登場したグッチのスタッズウォレットも、クラッチバッグのように手持ちで歩くのが絵になるアイテムだ。
格子状に並んだスタッズは、「ディアマンテ」と呼ばれるパターン。イタリア語のダイアモンドの意味で、1930年にできたグッチ初のシグネチャーパターンだ。これに後年創設者グッチオ・グッチのイニシャル「GG」を加えたものが、お馴染みの「オリジナルGG」パターンとなる。隅には、ふたつのGが絡みあった「インターロッキングG」。そして、最近メンズでも人気が出始めている、ウィメンズで定番のジップアラウンドタイプを採用した。このジッパーも、財布を“クラッチバッグライク”にしているいち要素なのかもしれない。色はブラックとグレーの2色展開。ふたつ折のタイプはグッチでは定番のスタイルで、こちらはブラックのみの展開だ。
カバンを持たずに財布を裸で持ち歩く“外出手ぶら派2.0”。そのスタイルを実行するためのアイテムとして、このグッチのスタッズウォレットは極めて有効である。
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