香りで“感性の旅”へと誘う、アマンのファイン フレグランス|AMAN
DESIGN / PRODUCT
2021年2月11日

香りで“感性の旅”へと誘う、アマンのファイン フレグランス|AMAN

AMAN|アマン

香りを通じて旅の記憶を呼び覚ます。タイやモロッコなどをイメージした5種類のオードパルファム

世界20カ国でホテルを展開するアマンが、旅の記憶から着想を得た5種類の「ファイン フレグランス」をローンチした。

Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi

ジャック・シャベール氏が調香し、隈研吾氏がボトルをデザイン

アマン ファイン フレグランス コレクションの第一弾として、5つのオードパルファムが誕生した。
手掛けたのは著名な調香師ジャック・シャベール氏。“感性の旅”を提供するべく生まれた「ファイン フレグランス」は、ジェンダーニュートラルで、タイ、インドネシア、イタリア、モロッコ、ニューヨークのアマンをイメージした5つの香り。その土地のアマンにステイしているような気分になれる香水だ。
フレグランスボトルのデザインを手掛けたのは、2018年に誕生した「アマン スキンケア」に続き、環境との共生を尊重するアマンと同じく自然とデザインの関係性を熟知する建築家、隈研吾氏。ボトルは、香りを象徴する土地の環境や文化からインスピレーションを得て厳選された色合いを用い、アマンの旅先を視覚的に表現した。
さらにフレグランスボトルは、異なる独自のパターンのレーザーカットを蓋に施した日本製の桐箱に収納。成長がもっとも早い木のひとつである桐はサスティナブルな材料としても知られ、パッケージも日本製の竹尾紙が用いられた。
香りの特徴も多彩。タイの「アマンプリ」をイメージし、サンスクリット語で「風」を意味する「VAYU(ヴァイユ)」は、太陽で火照った肌と夏の爽やかさをイメージし、花々の甘い香りやシトラスを想起させる香り。
一方で、ラテン語で「影」を意味し、イタリア・ヴェネツィアの絢爛をオークやレザーの深みとスパイスを融合して香りのレイヤードで表現した「UMBR(ウンバー)」は、「アマン ヴェニス」をイメージ。贅沢で洗練されたヴェネツィアの歴史をヴェールで包んだフレグランスとなった。
このほかにも、モロッコの赤い街と古代メディナの風景にインスパイアされた、ベルベル語で「混ざり合った色」を意味する「ZUAC(ザァック)」や、インドネシア語で「隠れ家」という意味を持つ、ドラマチックかつ複雑な香りの「AYOM(アィヨム)」も展開。
さらには2021年春に開業予定の「アマン ニューヨーク」の香りも登場。ラテン語で「高い」を意味する「ALTA(アルタ)」は、ニューヨークの建築の歴史と存在感を放つ街並みからインスピレーションを得た香りとなる。
2021年春には新たに2種類がコレクションに加わり、国内のアマンでも販売予定という“アマンの香り”。自分の好みの香りを見つけて、香りで旅を楽しんでみたい。
価格|各3万5000円
発売|2月下旬より順次入荷予定
問い合わせ先

アマン東京 アマン・スパ
Tel.03-5224-3344
shop.aman.com

                      
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