地下にはアンティーク家具が揃った予約制サロンを用意

あなたの「VITRÍNY（食器棚）」となりますように ── という思いから命名された、テーブルウェアショップ「VITRÍNY（ヴィトリーニ）」。

チェコの「Laska Bohemiaglass（ラスカ ボヘミアガラス）」や「Moser（モーゼル）」、フランスの「Gien（ジアン）」などの人気ブランドを取り扱い、定番商品から新作、そして直営店のみの特別アイテムまでを揃える。

1階は、繊細なカッティングで美しく輝くボヘミアガラスのグラスや、カラーグラデーションが鮮やかなジアンのカップ＆ソーサー、プレートなどをブランドごとに展示。

また、地下1階は予約制のサロンとなっており、チェコのガラス工芸界の至宝とされるモーゼル社の花器やオブジェなど、同社の名作が生み出された1890年～1960年代のアンティーク家具に囲まれ、ゆっくりと商品を見ることができる。

Laska Bohemiaglass｜ラスカ ボヘミアガラス
チェコおよびスロヴァキアにおけるボヘミアガラス工芸は、9世紀のモラヴィア帝国で装身具の材料として、ガラスが使われたのがはじまりとされている。誕生から600年以上が経った現在でも、その美しいカッティング、ペインティング、エングレーヴィングによって、ボヘミアガラス工芸は名実ともに、世界最高峰のガラスとしての地位を確固たるものにしている。

Gien｜ジアン
1821年に、イギリス人のトーマス・ホールによってロワール河岸の豊かな自然に恵まれた町ジアンに設立され、1823年から製造を開始したジアンの陶器工房。以来、何百年の歴史をもつファイアンス焼きの技法を生かし、品質の高い陶器を生み出している。磁器に近い硬度が特徴でありながら、陶器本来の温かみをもつジアンの焼きものは、多くの愛好者に親しまれ、フランスのみならず世界中から高く評価されている。

Moser｜モーゼル
1857年、ボヘミアガラス発祥の地に、ルードウィック・モーゼルがガラス装飾工房を設立。当時は裕福なヨーロッパ貴族のために品質の高い芸術性に富んだガラスを生産し、同時に作品をウィーンやパリをはじめ、権威ある産業見本市や世界展（万国博覧会）にも出品していた。誕生から現在まで、成型から加飾までの工程を100％オールハンドメイドにこだわり、そこから生み出される繊細なカッティングやデザインは、マイスターの長年の経験が生み出すモーゼルならではの最高の技術であり、モーゼルの最大の特徴となっている。

VITRÍNY｜ヴィトリーニ
東京都渋谷区神宮前5-46-12
Tel. 03-5468-5271
営業時間｜11：00～19：00
火曜休
http://www.meiwasales.co.jp/