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2019年10月5日
ミラノサローネで発表された最新作のエキシビジョン「Naughty, Happy, Poetry」|MAGIS
MAGIS|マジス
ジャージー・セイモア最新作「Bureaurama」で作る仮想ワーキングスペース
ジャージー・セイモアは1968年ドイツ・ベルリン生まれのデザイナー。ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・アート(RCA)を卒業後、1999年に拠点をミラノへ移した彼は、MAGIS創業者であるユージニオ・ペラッツァに認められ、その後世界で活躍するデザイナーへと成長。近年ミラノサローネで発表された最新作「Bureaurama」は、余計なものは何一つなく、それでいて見る者に強い印象を与え世界にインパクトを与えた。そんな彼独自の世界観に触れることが出来るエキシビションが「MAGIS東京ショールーム」にて開催される。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
スタイリングで表現する仮想ワーキングスペースとは
MAGISの創業者であるユージニオ・ペラッツァに若き日の才能を認められたジャージー・セイモア。
2000年に「Dedalus Award for European Design」、2003年に「岡本太郎現代美術賞」を受賞し、その後の活躍は世界各地で知られることとなる。
例えば、ロンドンのデザインミュージアム、バーゼルとベルリンのヴィトラデザインミュージアム、そしてフランスのパレ・デ・トーキョーなど、世界中の多くの美術館で作品が展示され、さらにニューヨーク近代美術館、フランス国立コンテンポラリー美術館、パリのポンピドゥーセンター、ウィーンのMAK、グランドミュゼ美術館、ルクセンブルグのジャンジューク近代美術館ではパーマネントコレクションに選定されているなどその活躍は驚嘆に値する。
近年では工業製品およびポスト工業製品などのデザインをはじめ、アクション、インスタレーションへの参加や、映画、パフォーマンス、音楽、ライティングなど多岐にわたり活躍している。
そんな彼とMAGISが共にクリエイションを始めておよそ20年、近年のミラノサローネで発表された最新作「Bureaurama」に改めて注目したい。
これは直線的なフォルムの中に斬新な印象を受けるスツールで、 3サイズ展開のため、スツールとしてだけでなく、サイドテーブルなど様々な使い方が出来るのが特徴だ。
軽量で手軽に持ち運べるので屋内外を問わずに使用でき、空間のアクセントとしても十分なインパクトを与えてくれる。
そしてこの度、MAGIS東京ショールームにて、「Bureaurama」を使ったエキシビション「Naughty, Happy, Poetry」が開催される。
この展覧会では「Bureaurama」のスツール、テーブル、シェルフを使い、クリエイティブ・プラットホームとなる仮想のワーキングスペースを提案するという。
ジャージー・セイモア独自の詩的な感覚と世界観は見る者にどんな影響を与えてくれるのだろうか。
「Naughty, Happy, Poetry」エキシビジョン
会期|2019年10月15日 (火) ~10月31日(木) 日祝休
時間|10:30~19:00(最終日は16:00まで)
場所|MAGIS東京ショールーム
住所|東京都港区北青山1-2-3 青山ビル1F
TEL|03-3405-6050
会期|2019年10月15日 (火) ~10月31日(木) 日祝休
時間|10:30~19:00(最終日は16:00まで)
場所|MAGIS東京ショールーム
住所|東京都港区北青山1-2-3 青山ビル1F
TEL|03-3405-6050
問い合わせ先
MAGIS東京ショールーム
Tel. 03-3405-6050
www.magisjapan.com