小林和人が編集する「機能と作用」展が富山で開催|51%
DESIGN / PRODUCT
2015年9月4日

小林和人が編集する「機能と作用」展が富山で開催|51%

51%|五割一分

簡潔で実用性に富んだ日用品を展示販売

小林和人が編集する「機能と作用」展が富山で開催

建築デザイン、グラフィックデザインを手がける富山の『五割一分』にて、東京・吉祥寺でショップ『Roundabout』『OUTBOUND』を営む小林和人氏を招いた企画展「機能と作用」が、9月12日(土)から開催される。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

これからの暮らし、モノ選びのヒントに

企画展「機能と作用」は、小林和人氏が店主を務める『Roundabout』『OUTBOUND』の2店舗で展開しているそれぞれのアイテムを、本展用に編集して展示販売するもの。さらに、『五割一分』の空間に、小林氏自らが手がけるディスプレイも登場する。

「日々の暮らしのなかで私たちを取り巻く物の“用”とは何でしょうか。ある特定の目的を実現するために必要な条件を整える、“目に見える具体的な機能”、そして、観る者、触れる者の精神、またはその物の置かれる環境に豊かさや価値をもたらす、“目に見えない抽象的な作用”。モノは、つねにこのふたつの働きの胚子を宿し、使い手とのかかわり方により、ときに機能し、ときに作用するとかんがえます」。小林氏は、テーマ「機能と作用」についてそう語る。

本展では、簡潔で実用性に富んだ日用品を展示販売するとともに、形状やキメ、風合いそのものを味わう余白をはらむ品々によるしつらえを提案する。

五割一分|小林和人

五割一分|小林和人

9月11日にはトークイベント開催

また、9月11日(金)夜には、小林氏のトークイベントを開催。小林氏によってセレクトされた、日々の暮らしに寄り添うさまざまなアイテムの「機能と作用」についてのかんがえをじっくり聞くことができる。

小林和人|KOBAYASHI Kazuto
1975年生まれ。幼少期をオーストラリアとシンガポールで過ごす。1999年、国内外の生活用品を扱う店『Roundabout(ラウンダバウト)』を東京・吉祥寺にてはじめる。2008年には、やや非日常に振れた品々を展開する場所『OUTBOUND(アウトバウンド)』を開始。2013年には台北の生活雑貨店と合同で『日常設計研究室』をオープン。スタイリングや店舗プロデュース(渋谷・Archivando、台北・日常設計研究室)、内装ディレクション(大阪・RICORDO、徳島・14g)、書籍や雑誌などでの執筆も手がける。著書に『あたらしい日用品』(マイナビ)がある。

「機能と作用」展
会期|2015年9月12日(土)~27日(日)
営業時間|11:00~20:00
会場|五割一分
富山県富山市磯部町3-8-6 2階 51% STORE

トークイベント
9月11日(金)19:00~(定員50名・予約制・無料)
予約方法|電話またはメールにて(Tel. 076-491-5151 okita@5wari1bu.jp)
小林氏在店日|9月12日(土)、13日(日)

問い合わせ先

五割一分

Tel. 076-491-5151

http://www.5wari1bu.jp/

           
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