TOYO KITCHEN STYLE南青山・スパイラルで展覧会「妖しのインテリア」開催
TOYO KITCHEN STYLE|トーヨーキッチンスタイル
トーヨーキッチンスタイルがセレクトした新作インテリアアイテムを一堂に発表
南青山・スパイラルで展覧会「妖しのインテリア」開催
トーヨーキッチンスタイルが主催する展覧会「妖しのインテリア」が、12月12日(金)から14日(日)の3日間、東京・南青山のスパイラルガーデン(スパイラル1F)で開催。フランスの「FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)」やレバノンの「BOKJA(ボクジャ)」など、トーヨーキッチンスタイルがセレクトした作品が一堂に会する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
今年のミラノサローネで発表された新作が登場
昨年5月にスパイラルガーデンで開催され、3日間で3000名を越える来場者数を記録。その後、同年12月に大阪、今年8月に名古屋でも開催された展覧会「妖しのインテリア」。
今回は、フレデリック・モレルとボクジャの作家2組にくわえ、フランスのブランド「ibride(イブリッド)」など、今年のミラノサローネで発表された新作を、トーヨーキッチンスタイルが提案する独自の世界観をもったインテリアアイテムを展示。作品から受ける鮮烈な印象や個性は、インテリアの世界にひとつの方向性を示唆する。
これからの豊かさのヒントになる“艶やかな妖しさ”
同展を主催するトーヨーキッチンスタイル代表取締役社長の渡辺孝雄氏は次のようにコメント。
「今回ご紹介するアーティストたちは、常識や合議とは別に“自分の世界”を包み隠さず表現します。心の内面や、外へのメッセージをストレートに、そして色彩豊かに発信しています。大量に生産されるモノにはない、アーティスト個人の魂の叫びが、妖艶な魅力となり、我われに語りかけてくれます。ひとつひとつから溢れ出る生命感は、無機質に慣れてしまった私たちには面妖に映るかもしれません。しかし、この艶やかな妖しさこそ、これからの豊かさのヒントになると考えています」
会場のインスタレーションを一新
「フレデリック・モレル」は、パリでスタートしたアバンギャルドなインテリアブランド。アーティストであるフレデリックは、亡くなった祖母が得意だったニードルポイント刺繍(キャンパス生地全体にウールの糸で刺繍をほどこす技法)への思いをきっかけに創作活動をスタート。アダムとイヴ、エデンの園、失楽園やノアの方舟といった神話的な要素にインスピレーションを受け、スピリチュアルな美意識で作品を発表しつづけている。本年は、NYのエルメスのウィンドウディスプレイを手がけるなど精力的に活動している。
「ボクジャ」は、地中海に面するレバノンの首都ベイルートに拠点を置くHoda Baroudi(ホダ・バロウディ) とMaria Hibri(マリア・ヒブリ)による才能豊かなデザインデュオ。2000年に創設され、キリムなどの伝統的工芸に尊敬と情熱を注いできた。叙情的な色づかいが美しく、ハンドメイドならではの高い芸術性をもった作品を生み出している。
また、「bosa(ボーサ)」は、セラミックのあらたな表現を探究し、空間に彩りを与えるユニークな作品を発表しつづけているイタリアのブランド。独自の美しい彩りのセラミックは、独自の革新的な技術によって完成する。ハイメ・アジョンをはじめとする、多数の著名なデザイナー、建築家によるデザインの作品を発表している。
「ibride(イブリッド)」はデビュー以来、そのファッション性の高さとファンタジックな世界感で人気を博すフランスのインテリアブランド。創設者である3人のクリエイターの才能がその名のとおりハイブリッドすることで生まれたユニークなデザインが魅力。NYのバーニーズやロンドンのリバティストアなどでも取り扱われている。今回は、棚やクローゼットとしての機能ももった絵画のようなオブジェなどを展示する。
展覧会「妖しのインテリア」
日程|12月12日(金)~14日(日)
時間|11:00~20:00
会場|スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23
「妖しのインテリア」特設サイト
http://www.toyokitchen.co.jp/ayashinointerior/
トーヨーキッチンスタイル
Tel. 03-6438-1040
http://www.toyokitchen.co.jp