Eiermann|アイアーマンテーブルにふたつの新ラインナップ
Eiermann|アイアーマン
普遍的名作アイアーマンテーブルに、ふたつの新ラインナップが登場
モダニズムの進化を導いたドイツの国民的建築家、エゴン・アイアーマン。彼が1932年にデザインした「アイアーマンテーブル」は、他の追随を許さない普遍的な名作のひとつとなっている。この秋、新仕様「アイアーマンテーブル2」が新発売。これまでのブラック、ホワイトの2色に加え、新たにレッド、グレーが登場する。
Text by OPENERS DESIGN
無駄な装飾を排除した佇まいが空間をより豊かにする
スチールのフレームに天板を乗せるだけというシンプルな構造で、広い用途に対応できるよう簡単に高さ調節ができる仕組みを持つ「アイアーマンテーブル」。そのミニマルなデザインは、必要最小限の構造で保たれるよう計算されており、無駄な装飾を排除した普遍的な名作とも言える。
天板は水に強く、手入れのしやすいメラミン化粧版を採用し、木口にはオークの無垢材がほどこされ、細部にまでこだわりが感じられる。
フレームの穴にL字の金具を差し込むだけで簡単に4段階の高さ調整が可能。通常のデスクよりも10~20cmも広い奥行で十分なスペースを確保することができ、使いやすさも申し分ない。
そんなミニマルデザインの名作であるこのテーブルに、この秋、新色・新仕様が登場する。これまでのブラック、ホワイトの2色だったフレームに新たにレッド、グレーが加わり、カラーバリエーションは全4色に。より一層コーディネートの幅が広がることだろう。
また新仕様となる「アイアーマンテーブル2」は、1932年の初期モデルを元にリデザインされたもの。オリジナルモデルと比べ、ベースの内幅が250mm広がり、ななめに入っていたクロスバーも床から垂直に固定され、横並び、対面での使用など、ダイニングテーブルとしての用途に大変優れた作りとなっている。
無駄な装飾を排除し、スチールのフレームに天板を乗せるだけというコンセプトはそのままに、これまで以上に幅広い用途に対応できる仕様だ。
豊富な色バリエーションで迷うか、ダイニングとしても使える「アイアーマンテーブル2」にするか。用途とデザインでこれだけの選択肢があるというのは嬉しい限りだ。
Eiermann Table
デザイン|エゴン・アイアーマン(1932年)
ブランド|リチャード・ランパート
サイズ|1400タイプ:W 1400×D 800×H 718~858mm
1600タイプ:W 1600×D 800×H 718~858mm
高さは4段階で調節可能(35mm間隔)
フレーム|スチール
天板|メラミン・オークエッジ フレームカラー
既存カラー|ブラック・ホワイト
新カラー|レッド・グレー
価格 W1200|9万5000円(税抜) W1400|10万円(税抜) W1600|10万5000円(税抜)
Eiermann Table 2
サイズ|W1600×D800×H718~858mm
高さは4段階で調節可能(35mm間隔)
フレーム内寸|W132mm
フレーム|スチール
天板|メラミン・オークエッジ
フレームカラー|ブラック・ホワイト
価格|10万5000円(税抜)
ともに10月9日(木)発売
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