2010 ミラノサローネ 最新リポート|Canon
Canon|キヤノン
特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2010
NEOREAL ─ 次代を拓くあらたな原動力
希望と輝きに満ちた未知なるクリエイションのかたち――。
キヤノンは、本年度のミラノサローネにて、アーティストの高橋匡太氏と建築家の平田晃久氏という、ふたりの気鋭のクリエイターとともに、キヤノンのデジタルイメージングの総合力を結集し、あらたな感性を呼び覚ますような、かつてない体感映像空間を発表しました。キヤノンのPRを務めるDaily Pressが、ミラノサローネでの展示内容をリポートします。
Report by Daily Press
光と色彩が溢れ出し、交錯しながら、溶け合う体感映像空間「耀(かがやき)」
2008年のミラノサローネより日本の気鋭クリエイターとともに“あたらしい感性の世界”=「NEOREAL(ネオリアル)」を創造してきたデジタルイメージングカンパニーのキヤノン。
キヤノンの映像分野における製品力と技術を実際に体感できる展示は回を追うごとに高い評価を得ています。
今回の作品のタイトルは「prism liquid(プリズム リキッド)」。
多面体で構成された空間が、プリズムのように色鮮やかに多彩に輝きます。
その光はまるで水のようにゆらぎながら、流れるようにさまざまな形に変化していきます。
らせん状に重ねた多面体スクリーンを立体的にからみ合わせた、平田晃久氏による生命体にような構築物(高さ約6m、幅約8m、奥行き薬40m)に、高橋匡太氏が手がけた、色彩豊かな光の映像を投写したあたらしい映像表現の世界──これをキヤノンのデジタルイメージング技術によって実現しました。デジタル一眼レフカメラで撮影した映像の素材を、21台のパワープロジェクターによって、いくつもの多面体スクリーンに多彩に投写しています。
NEOREAL
体感映像の原動力 -キヤノンデジタルイメージング-
開催期間|2010年4月14日~19日
会場|ミラノトリエンナーレ美術館
展示スペース|650㎡
主催|キヤノン
総合プロデュース|桐山登士樹
参加クリエイター|高橋匡太(アーティスト)、平田晃久(建築家)
会場設計|森ひかる(デザイナー)、平田晃久(建築家)
オフィシャルサイト(Newsページにて、会場の動画をアップしています)
http://canon.jp/milano2010/