藤子・F・不二雄のSF短編『鉄人をひろったよ』より鉄人がソフビで登場 | MEDICOM TOY
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2024年7月24日

藤子・F・不二雄のSF短編『鉄人をひろったよ』より鉄人がソフビで登場 | MEDICOM TOY

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ソフビ 鉄人

「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」など児童漫画の名作を数多く送り出してきた漫画家、藤子・F・不二雄。2023年12月1日には生誕90周年を迎え、現在さまざまなアニバーサリーイヤー企画が展開中だ。今回は1970年代以降、大人向けSF短編の名手としても活動の幅を広げた藤子・F・不二雄氏の一編『鉄人をひろったよ』より鉄人がソフビになって登場する。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

極秘裏に開発された巨大ロボットを立体化

「ドラえもん」連載開始直前の1969年9月、初の大人向けSF短編「ミノタウロスの皿」を発表し、衝撃的な内容が評判となった藤子・F・不二雄氏。その後も、もうひとつのライフワークとしてユニークなSF短編を執筆し、その数は112本に及んでいる。まるで21世紀の世界を予見していたかのような内容は、発表当時よりも現在の方がインパクトがあるかもしれない。
「鉄人をひろったよ」は1983年に「ビッグコミック」に掲載されたSF短編作品。
ある晩、仕事帰りの主人公が車で走っていると、道の真ん中に男が倒れていた。瀕死の状態の男は主人公にリモコンのようなものを手渡し「旧帝国陸軍が極秘裏に開発した……」と息も絶え絶えに伝えると、主人公が救急車を呼ぼうと電話を探しに行っている間に姿を消してしまう。主人公がリモコンのボタンを押すと、どこからともなく巨大ロボットが飛来。よくできたオモチャだと思った主人公はそのまま車を運転して帰宅するが、巨大ロボットは車を追って家までついてきてしまった。ひょんなことから大いなる力を手にしてしまった主人公が出した結論とは……?
2024年4月にNHK BS「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シーズン2の1本として実写ドラマが放送されたことも記憶に新しい本作。原作版の絵を忠実に再現した「ソフビ 鉄人」は川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、1/6計画及、MCT TOKYOにて発売される。藤子・F・不二雄ファンはもちろん、巨大ロボット好きも見逃せないアイテムだ。
ソフビ 鉄人
頭部原型製作|MOTOR KEN
サイズ|全高約250mm
発売日|川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、1/6計画及びMCT TOKYOにて2024年8月発売予定
価格|1万9800円(税込)
※数量限定となります。品切れの際はご容赦ください。
©️Fujiko-Pro
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Tel.03-3460-7555

                      
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