キッチンを囲むという新発想。システムキッチン「いろりダイニング」|Panasonic
Panasonic|パナソニック
キッチンを囲むという新発想。
システムキッチン「いろりダイニング」
Text by MOROOKA Yusuke
キッチンを単純に「料理する場所」と考えてはいないだろうか。従来型のキッチンは、空間が明確に分けられていることが多く、料理する人と食事をとる人では役割が決まっていて別れてしまいがちだった。
パナソニック「いろりダイニング」は、キッチンとダイニングの境界線を無くすことで、料理をするだけの場所だけではなく、コミュニケーションが生まれる「人が集う場所」へと使い方を広げたシステムキッチンだ。
従来のキッチンは、シンクやコンロがあるキッチン側に回らないと作業ができなかった。しかし、「いろりダイニング」では、ダイニング側からも直接作業に参加できるように設計されているため、同時に料理や片付けなどの作業が進められる。その過程を通してコミュニケーションが生まれていく。
さらにコミニューケッションを円滑にするための先進的な設備が「いろりダイニング」には備え付けられている。
【ラウンドアクセスシンク】
多人数で共同作業がしやすくなるようにデザインされたシンク。
幅はコンパクトながら奥行きを広げて、3方向どこからでも使いやすい形状になっている。
【対面操作マルチワイドIH】
キッチンを挟んで、向かい合って同時に料理ができるIHクッキングヒーター。
対面での料理を可能にしているのが、両側に配置されたIHの火力調整などを操作するためのタッチパネルだ。IHからカウンターまでフレームレスのフラットなデザインなので、作業スペースも広く使えて、簡単に拭き掃除ができるのもうれしい。
また、最大で鍋を4つまで同時に加熱・保温することができるので、作った料理を保温しておけば、アツアツの状態で食事ができる。
【フルオートオープン食器洗い乾燥機】
扉を2回ノックすると自動オープンするフルオートオープン機能をもった食器洗い乾燥機。使用頻度が高いだけに優れた機能性が日常生活にささやかな満足感を生む。上カゴがスライド式なので、食器セットの自由度が高くサイズに応じた使い方ができる。新ノズル搭載で洗浄力も抜群だ。
【静音スリムフード】
コミュニケーションをコンセプトに設計されたプロダクトだけに、レンジフードの静けさにもこだわっている。ファンを天井裏に設置することで低騒音化を実現。レンジフードの下でも、声を張らずに会話をすることができる。また、ファンが自動で高速回転し、油汚れを吹き飛ばすので10年の間ファンのお手入れが不要*1。汚れやすいキッチン周りだけにお手入れが楽なのも魅力的だ。
*1. ラクウォッシュプレートは年1回のお手入れが必要です。使用状況によりお手入れ頻度は変わります。10年程度お使いで風量が落ちたり、騒音が大きくなったと感じた場合は、ファンの交換をパナソニック修理ご相談窓口に依頼してください。
【スピーカー付きダウンライト】
天井からの高品質な音を楽しむコトができる。スマートフォンからBluetooth®で接続して簡単に音楽を再生できるのが嬉しい。静音スリムフードとも相性がぴったりだ。
「モノ」の高性能化を追求した時代は過ぎた。今は、製品を通してどんな「コト」を体験できるのが重要になっている。では「いろりダイニング」はどうか?
次回、空間デザイナーの二俣公一さんとパナソニックの開発プロジェクト担当者とのセッションから「いろりダイニング」の本質を掘り下げていく。
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