2012 ミラノサローネ 最新リポート|Canon
DESIGN / FEATURES
2015年4月17日

2012 ミラノサローネ 最新リポート|Canon

Canon|キヤノン

特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2012

5年目のテーマは「NEOREAL IN THE FOREST」

キヤノンは、イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に5年連続で出展する。開催期間は4月17日(火)から22日(日)で、今年も、日本を代表する気鋭のクリエイターがキヤノン製品を使用して、あらたな映像表現の可能性に挑む。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

“森”をテーマに、中村竜治、ミントデザインズ、志村信裕が挑む

キヤノンの技術や製品に、デザインの発想力や表現力をくわえることで生まれてくる、あらたなDigital Imagingの世界へ――昨年は、「NEOREAL WONDER」というテーマで、期間中7万人に近い来場者を記録したキヤノン。51回目を迎える今年のミラノサローネでは、「NEOREAL IN THE FOREST(ネオリアル・イン・ザ・フォレスト)」というテーマを掲げる。

今回は、“森”をテーマに、キヤノンの入力から出力にいたるデジタルイメージング技術を駆使し、森林の神秘性、生命力、「静」と「動」のコントラストを、幻想的かつダイナミックに表現する。

中村竜治(建築家)×志村信裕(映像アーティスト)=「spring」

キヤノン|2012ミラノサローネ 03

0.3mmのピアノ線を格子状に組んでつくった構造物(縦8m×横5m×高さ2m・グリッド間隔10cm)に、森に生息する生命をモチーフとした神秘的な映像を投写する。来場者は、森林で発生する朝霧のように浮かびあがる映像を、さまざまな角度から見て楽しむことができる。
映像の入力には約1800万画素CMOSセンサーを装備した高画質・高性能のデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」、出力にはキヤノン製の反射型液晶パネルLCOS(エルコス/Liquid Crystal On Silicon)を搭載した高精細な液晶プロジェクター「WUX 4000」を使用する。

ミントデザインズ(ファッションデザイナー)×志村信裕(映像アーティスト)=「Fall in Pop」

キヤノン|2012ミラノサローネ 06

幾重にも折り重なったプリーツ状の布をスクリーンにして、色彩が流れ落ちるような映像を投写し、森林の鼓動が聞こえてきそうな躍動感のある空間をつくりあげる。映像の入力には「EOS 7D」、出力にはLCOSを搭載した液晶プロジェクター「WUX10 Mark II」を使用する。

さらに、キヤノンの総合デザインセンターが高精細な機材を使用して、自然を題材にした作品も展示する。

キヤノン|2012ミラノサローネ 10

キヤノン 2012年ミラノサローネ
テーマ|「NEOREAL IN THE FOREST」
開催期間|2012年4月17日(火)~22日(日)10:00~21:00
会場|スーパースタジオ・ピュー 内 アートポイント
Superstudio Più ART POINT
Via Tortona 27, Milan(トルトーナ地区)
入場無料
http://canon.jp/milano2012/

キヤノン株式会社
Tel. 03-3758-2111(代表)

           
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