リコー|川内倫子(写真家)×リコーGXR+S10
DESIGN / FEATURES
2015年2月6日

リコー|川内倫子(写真家)×リコーGXR+S10

川内倫子(写真家)×リコーGXR+S10

「ドイツ→パリ」

世界各地で個展を開き、カルティエ現代美術財団美術館をはじめ海外でも作品が所蔵されるなど、海を超えて高い評価を得ている写真家 川内倫子。エキシビションのために訪れたドイツとパリでの旅の情景を、リコーGXRで切り撮った。

文=三宅和歌子

GXRは、撮れるものの幅が広がる

1年のうち、約3分の1は海外で過ごしているという川内倫子さん。今回もGXRとともにドイツ、パリを巡ってきた。撮影したのは、ドイツからパリに向かう列車の窓に伝い流れる雨のしずくや、泳ぐ白鳥、早朝の駅といった旅の日記となるもの。

「気になるものを見つけたら撮るようにしていました。日常でも割とよく撮影しているので、それの延長ですね。ちょっとした小旅行やイベントがあるときなどはコンパクトカメラを持って気軽に撮ったりしてるんですよ」

GXRを使ったのははじめて。

「フラッシュを使うことが好きなので、コンパクトカメラでマニュアル発光ができるのがうれしかったです。できないと本当にストレスになるんですよ。進化したなあ、と思いました。撮れるものの幅が広がりますね」

わざとオーバーフォーカスにしたり、白鳥の写真もじつはバックは普通の川。黒くなったほうが白鳥とのコントラストがついてよいだろうという一瞬の判断で、できあがった写真でもある。

川内倫子(写真家)×リコーGXR 01

川内倫子(写真家)×リコーGXR 02

また、フィルムで撮ることが多かった川内さんだが、最近はデジタルカメラも好きになっているという。

「今年の冬にイギリスのブライトンでのビエンナーレに招待されたんです。そこでコミッションワークをしました。ブライトンというお題だけで、あとは自由に題材を決めて撮ってくださいというもの。それで、私は渡り鳥を撮ることにしたのですが、鳥が飛来するのが夕方6時。ギリギリの暗さなんですよ。その上望遠でレンズを使っていたので、フィルムだと撮るのが難しい。でもデジタルならば撮ることができるんです。結局、すべてデジタルで撮影しました。写真集にもなりましたが、まったく問題ないですね。これはデジタルでしか撮れない写真だと思います」

これからは積極的に作品づくりにもデジタルカメラを利用していくかもしれないという川内さん。海外の写真家の集まりに出かけても、現在は多くのひとがデジタルカメラを使用しているという。

「柔らかいトーンはデジタルのほうが合うと言われましたね。なら私にも合っているのかなと思ったり」

今回手にしてみたGXRの満足度はほぼ満点。ほかに何か要望は? と聞くと「黒のみのデザインも格好いいのですが、シルバーや茶色があってもいいかなと思います」とのこと。

洋服などとコーディネートできる、持つ楽しさもくわわればもっと幅広いニーズに応えられるはず。また、デザインだけでなく今後どんどん進化していくであろうGXRに、写真家としても大きな期待を寄せているようす。

川内倫子|KAWAUCHI Rinko

川内倫子|KAWAUCHI Rinko
1971年滋賀県生まれ。2001年写真集三部作『うたたね』『花火』『花子』(すべてリトル・モア刊)を同時に上梓。02年『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛賞を受賞。著作はほかに『ALIA』(04年/フォイル刊)、『種を蒔く/Semear』(07年/フォイル刊)など多数。パリのカルティエ財団美術館やブラジルのサンパウロ近代美術館をはじめ海外での個展も多い世界的な写真家。
http://www.foiltokyo.com/rinko/rinkodiary.html

RICOH GXR|リコーGXR

リコー GXR|RICOH GXR
ユニット交換式のデジタルカメラ。ユニットには焦点距離の異なるレンズと、それぞれに最適化したタイプ、サイズの撮像素子、画像エンジンを搭載。これを交換することで、レンズのみの交換よりも多彩なシーンに対応できる。ひとの眼に近い画角の50mm短焦点レンズ「GR LENS A12 50mm」をはじめ、「RICOH LENS S10 24-72mm」「RICOH LENS P10 28-300mm」「GR LENS A12 28mm」のカメラユニットがある。オープン価格。

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