RICOH|東信(フラワーアーティスト)×リコーGR DIGITAL III
東信(フラワーアーティスト)×リコーGR DIGITAL III
「植物のテクスチャー」
毎日、麻布の自宅から青山にある事務所&ショップに歩いて通っているという東 信。世界的なフラワーアーティストである彼が、日常でふと見つめた植物のデザインをリコーGR DIGITAL IIIで描き出す。
写真=東 信、椎木俊介(ポートレート)文=三宅和歌子
おなじテンポで撮れるのが気持ちいい
独特のアレンジや発想で植物を構成。フラワーアーティストとして海外でも活躍する東信さんは、昔からリコーGRの大ファン。
「もともとは写真家の森山大道さんがGR21を使っていたのを見ていいなあと思っていたんです。それで、デジタルが出てすぐに買いました」
憧れのひとが使っていたからだけでなく、その特徴的な画角も自分にぴったりだったと言う。
「普通のカメラに比べると広角ですよね。ひとの目と同じ画角になっている。あと、ズームがないのも気に入っています。対象物に対してひとが動かなければならない。引くのではなく寄って行かなければならないのがすごくいいな、と思います。画角も決められているし、おなじリズムでパンパンとシャッターを切れるので、連続性のある写真が撮れるところも好きです」
毎日、家と事務所の往復を歩いているという東さん。その片道約40分の道のりの途中で出会った植物や風景をカメラに収めた。
「歩いていてふと気になった植物のデザインを撮ってみました。ふだんからカメラを持ち歩いているので、気になると撮るクセがついています。今回の撮影では植物のテクスチャーに注目してみました」
並べられた作品には、日常にあるはずなのに無意識でいるととおり過ぎてしまうような、植物の営みが写し出されている。街路に立つ木の肌にもいろいろな表情があるのがわかる。
「GR DIGITALは瞬間的な対応ができるので、これおもしろい! と思ったらすぐに撮れるのがいいですね。なにしろ操作がわかやりやすいんですよ。パッと出して露出を合わせるだけでいい。くわえて頑丈だし、持ち歩くにはとても適していると思います」
ということで、仕事用というよりプライベートでひんぱんに使用。
「自分のアイデアソースにしたり、プレゼン用の素材にしたりなど資料的な写真をさくさく撮るには、このカメラが一番ですね」
さらに、テンポよく撮影できるのに1枚1枚のクオリティが高く仕上がるのも、このカメラの好ましい部分だとも言う。
「どのプリンターとも相性がいいし、本格的ですよね。あとほかのカメラと圧倒的にちがうのがシャッターの押しやすさ。本当に写真を撮っているな、という感じの押しごたえがあります」
GR DIGITAL I、II、そして今回のIIIと歴代のGR DIGITALを体験してきた東さん。
「デザイン、中身もふくめて非常に優れたカメラだと思います。黒いボディの普遍的なデザインもいいですよね。それほどひんぱんにモデルチェンジをしていないのに、みんながほしがる。文字どおり名機だと思います」
東 信|AZUMA Makoto
1976 年福岡県生まれ。2002年、花屋『JARDINS des FLUERS』を東京・銀座にオープン(現在は南青山に所在)。05年ニューヨーク、パリのコレット、銀座のソニービルで個展を開催。06年パリのカルティエ現代美術財団「Les Soirees Nomades」に招聘される。08年ドイツNRW ForumにてArt exhibition「BOTANICA(X)」開催。花・植物のもっとも神秘的な形を見つけ、それを美的なレベルに変換、表現するアーティスト。
RICOH GR DIGITAL III|リコーGR DIGITAL III
速写性とコンパクトカメラのレベルをはるかに超えた高画質で、写真家からも高い評価を得ているGR。「GR史上最高画質」と謳われる最新モデルでは、卓越した明るさを誇る新GR LENS 28mm/F1.9を搭載、より豊かな表現が可能となった。また、新開発の画像処理エンジン GR ENGINE III の採用により、各種ノイズを効果的に低減、色再現性、階調性も大幅に向上した。オープン価格。
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