Microsoft|マイクロソフトのタブレットSurface登場
Microsoft Surface|マイクロソフト サーフェイス
マイクロソフトからWindows搭載のタブレット Surfaceが登場
10月26日、日本でも登場したMicrosoftのあたらしいOS、Windows 8、およびWindows RT。同日、北米では、MicrosoftがWindows 8にむけたタブレット端末、Microsoft Surfaceを発売した。最大のライバルは、もちろん、アップルのiPadだ。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
カバーはキーボード
ついに発売となったWindows 8。これまでのWindowsのデスクトップのイメージとはまったくことなる、タイルがならんだ操作画面が最大の特徴だ。
地下鉄にある案内板から着想を得たといわれる、このデザインは、タッチ操作と全画面でのアプリケーション使用という、タブレット端末とおなじ操作をつよく意識したインターフェイスで、これにあわせて、従来、Windowsが前提としていたx86とよばれるプロセッサに向けたWindows 8だけでなく、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などでひろく採用されるARMプロセッサに対応した、Windows RTが同時に登場したことも大きな特徴だ。
そしてMicrosoftは、この、Windows 8とWindows RTをもって、タブレット市場に参入する。SurfaceとよばれるMicrosoftのタブレット型端末が、北米において、Windows 8/RTと同時発売となったのだ。まずはRTを搭載したモデルが登場。今後Windows 8搭載モデルも登場する。
スクリーンは解像度1366×768ピクセルの10.6インチ。2x2 MIMOという高速Wi-Fi技術で通信をする。くわえて、本体には、ステレオスピーカー、フルサイズのUSB2.0端子、micro SDXCカードスロット、HD Video outとよばれる映像出力端子などを備える。
価格は、このTouch Coverがつかない32GBモデルで499ドル。Touch Coverをくわえたモデルで599ドルだ。Touch Coverつきの64GBのモデルは699ドルとなる。
Touch Coverは単体販売もされ、その場合は119.99ドル。より、キーボードにちかい打鍵感となる、黒の「Type Cover」は129.99ドルだ。
今後登場予定の、Windows 8を搭載したSurfaceでは、10.6インチと画面サイズは同一ながら、解像度は1920×1080ピクセルに、厚みはRT向けの9.3mmから13.5mmになる。ストレージ容量は64GBと128GBが用意される。