最新技術を搭載したオーディオプレーヤー「No519」が登場|Mark Levinson
Mark Levinson|マーク レビンソン
アナログとデジタルの融合
マーク レビンソンから、アナログオーディオとデジタルオーディオの良さを併せ持つオーディオプレーヤー「No519」が登場する。ハイエンド・オーディオブランドらしい最新技術を詰め込んだ。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
多様な音楽ソースを再生
「Mark Levinson(マーク レビンソン)」は、1972年の創業以来、高いサウンドパフォーマンスと贅を尽くした回路素子や回路構成によって、ハイエンド・オーディオの代名詞として人気を誇るブランド。
このたび登場する「No519」は、卓越したアナログオーディオ・パフォーマンスに先進のデジタルオーディオ再生能力と操作性、柔軟なシステムオペレーション技術を融合したオーディオプレーヤーだ。
従来モデルに比べてより多くの音源でリアリティ溢れる音楽体験を提供する。
「No519」では真空管アンプの帯域拡張のために考案されたカスコード接続回路を発展させ、周波数帯域とリニアリティの両方を大きく向上させた。不要な要素を排除するため、ふたつのトランジスターをひとつのトランジスターのように機能させるデュアルJFETを採用している。
また低い入力インピーダンスかつ、高い出力インピーダンス特性を持つBJTを組み合わせ、それぞれのトランジスターの利点を生かしたノイズの少ない回路を開発した。
一方、デジタルオーディオ回路部には、インテグレーテッドアンプ「No585」に初めて採用されたマーク レビンソン・プレシジョンリンク DACを採用した。
また1系統のAES/EBU入力、2系統のコアキシャル入力、2系統のオプティカル入力などを含む6系統のデジタルオーディオ入力機能を備えている。
USBマスストレージにも対応しており、幅広いソースマテリアルを活用可能。
さらにWi-FiとBluetoothに対応しており、ストリーミングサービスやスマートフォンなどのデバイスとも接続できる。またスロットローディング方式のCDプレーヤーは通常のオーディオCDに加え、MP3再生も可能だ。
マーク レビンソン No519
サイズ|約W438×H146×D406mm
重量|約16.4kg
デジタル入力端子|XLR (AES/EBU)バランス×1、RCA (S/PDIF)コアキシャル×2、EIAJ オプティカル×2、USB(Type-B、アシンクロナス)×1
デジタル出力端子|XLR (AES/EBU)バランス×1、RCA (S/PDIF)コアキシャル×1、EIAJ オプティカル×1
アナログ出力端子|XLR バランス×1ペア、RCA アンバランス×1ペア、ヘッドホン(6.3mm 標準)×1
ネットワーク|Ethernet、 Wi-Fi 802.11b/g/n
マスストレージ|USB Type A×2
内蔵プロセッサー|32bit/1GHz ARM Cortex A8 SitaraTM
付属品|リモコン、アンテナ、電源コード
発売日|2017年初旬
価格|215万円(税別)
マーク レビンソン
http://marklev.harman-japan.co.jp/